マリネオ・マリネット
ナギサは1人で興奮している間にマリネットは俺に近づき
「ありがとうございます。えと名前は」
「コウタ。イツク・コウタだ」
「コウタ様ですね。ありがとうございます」
「礼にはおよばない。困っているひとがいれば助けるのは当然だろ」
俺はマリネットに言うとマリネットは
「当然とは、このマリネット。感動いたしました。これからはあなたについていきます」
マリネットが俺に言うとストレイ村の村人が
「当たり前だ!お前はどれだけ村に被害をかけたと思っている!さっさと村から出ていけ!」
村の人は叫んだ後にマリネットに石ころを投げつけ、マリネットは投げられた石ころを顔に当てられ当たった部分から血が出る。
「お前のせいでこの村はもうやっていけないくらいに酷いんだ!若いやつらどころか男でのほとんどまで殺して!もう残っているのはほとんど女、子供だけだ!この村はもう終わりだぁぁ!」
村の人はマリネットな石ころを投げた後、急に落ち込みだす。
「・・・そう、ですね。私のせいで村の人はほとんど死んでしまい、ました」
「そうだ!だからさっさとでていけ!このクソ女!」
ストレイ村の村人は叫ぶとマリネットは「すいませんでした」と一言謝り、ストレイ村から出ていく。マリネットが村の外に出た後、ストレイ村の村人、マリネットをせめていた人が
「旅のお方。どうか、マリネットのことをお願いできませんか」
・・・は?自分で追い出したくせに何で俺にそんなことを頼んでいったいどういうつもりだ?
「村の入り口で少しお話をしませんか。旅のお方」
ストレイ村の村人が俺に言うと俺達はストレイ村の入り口にまで移動する。ストレイ村の入り口付近にはマリネットの姿も見えた。
「マリネット。お前も来なさい」
ストレイ村の村人がマリネットに言うとマリネットは俺達の近くにまで移動してくる。
「ザ、ザインさん。なんですか?」
「お前には悪いことをしたと思っている。本来なら俺たちはお前を受け入れるべきなんだ。どれだけ罪を犯そうともお前は俺たちのためによく働いてくれた。それは事実だ。だから村の人達を殺しすぎたからと言って村から追放はやりすぎだとは思う。だが俺はそう思っていても村の奴らはどう思っているのかはわからんのだ。であれば俺が悪役をかってでてお前を追いださなければいずれは誰かがお前をどうにかしようとするだろう」
ザインと呼ばれた男が言うとマリネットは
「そんなザインさん。私はそれだけのことをしたんです。ですから私をかばって悪役にならずとも」




