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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
第2章 王国革命編

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切り裂き魔

 俺たちは村の人がバラバラになった方向の先を見るとそこには泣きながら手を伸ばす女性がいた。


「あ、ああ。私はまた人をバラバラに」


 女性は悲しんでいると女性の近くにいた少年が


「こ、この化け物!早く村から出てけ!」


 少年は石ころを女性に向けて投げると女性にあたる前に少年が投げた石ころはバラバラになった。


「あ、ああぁ!私は、私はまた」


 少年の方に対して何かとんでいくのが見え、マルセがとっさに少年をかばう。少年を庇ったのはいいがマルセの腕に何本もの切り傷が入る。


「うぐっ」

「マルセ!」


 俺は村に入ったマルセに近づき、マルセの腕の傷をみる。


「ごめんなさい。コウタさん。私、体が咄嗟に動いていたわ」

「謝るなマルセ。君はいいことをしたんだ。こんな小さな少年を身をていして助けたんだから君は素晴らしいことをした。むしろ誇るといい」

「そう、ですね。でも、傷はけっこう、深い、です」


 マルセの腕を見たが確かにきれめのはいった面がかなり綺麗だ。これは本当にきりきずか?

 後から村に入ってきたチウルス、キヅラ、ブルード、ナギサは俺たちに近づき


「マルセお姉ちゃん!大丈夫なの!?」


 チウルスは泣きながらマルセに言うとキヅラはマルセの傷に手を当て


「今から治療するからどいてなさい。それでコウタ。対処法はあるの?」


 キヅラは俺に聞くと俺はナギサに


「なぁナギサ。あいつを何分かくいとめられるか?」

「もちのろんよ!私をもっと頼りなさい!私強いんだから!」


 ナギサは背中の大剣を抜くと泣いている女に向けて斬りかかる。


「てやぁー!」

「や、やめて下さい。私に、私に敵意を向けるのはやめて下さい。死んでしまいます!」


 泣いている女性はナギサに言うとナギサは何もないところに大剣を振りおろす。振りおろした大剣は見えない何かをきっていた。


「!?」

「やっぱり何かあるんだ!いやー。私感はいいからさ!とりあえずふったら当たったよ!」


 感であってるてあいつやばすぎだろ。


「すごいでしょう。ナギサ様は。ナギサ様の異能は筋力の増加。最大5倍にまで上げられるようです。もともとは体が弱かったらしいんですけど異能のおかげでなぜか強くいられるらしいです。全体的な強化ではないのにです」


 体が弱かった?あれで?ん?でも確かに俺が国から出る前に根暗で前髪を隠してた陰キャみたいな、俺と似たようなやつがいたような。ま、まさかそれがナギサか?


「そう!私こそが貧弱だったナリタ・ナギサなのです!」


 ナギサは胸を張りながら俺たちに言った。

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