新たな目的
クナンを逃した後俺たち4人はゴールン都市に戻り、1ヶ月ゴールン都市にて休んだり、ギルドの依頼をこなしていた。
1ヶ月後俺はまたギルドマスターによばれギルドマスター室に訪れていた。ギルドマスター室に入るとギルドマスターがお茶を淹れてくれた。
「ギルドマスター。ありがとう」
「いやギルドの討伐依頼やゴールン都市内での問題を君らのチームは何でもしてくれているからのう。おかげさんで都市は大助かりじゃからのう」
「いやいや。好きでしていることですから気にしなくていいですよ。それより今日は何のご用で?」
俺はギルドマスターに聞くとギルドマスターが手を「ぱんぱん」と叩くとギルドマスター室にある男が入ってくる。男はギルドマスター室に入るなり俺に近づいてきて俺を品定めをするかのように見てくる。
「あ、あの。なんですか?」
「あ!申し訳ありません!つい癖で。ベックさんがあなたのことをよく話していましたからついつい見てしまいました」
男は俺に言うとギルドマスターが
「こいつはベックの連れてきた王国の騎士で名はアレイス・ブルードというんじゃ」
「どうも!ブルードと呼んでください!」
ギルドマスターはブルードを紹介するとブルードは俺に頭を下げてくる。
「どうも。俺は」
「あ、大丈夫です!コウタさんのことはベックさんから聞いてましたから」
「・・・ベックのことはすまなかった」
俺がベックの死についで謝るとブルードは「やめてください」と言った後に
「ベックさんはベックさんのしたいようにしてお亡くなりになられた。悔いはあるとは思いますがですがアキラを殺してくれたならきっとベックさんも本望ですよ」
ブルードが俺に言うと俺は
「すまない。そう言ってくれると俺も救われる。異世界人のせいできみら王国の騎士はかなり酷いめにあったときいている。本当にすまない」
「大丈夫ですから。アキラ亡き後、あなた達異世界人は僕らに協力的ですから」
アキラはクナンに連れて行かれたから生きているかもしれないがそれは言わないでおこう。でもアキラのチームがいなくなったから王国はおちついたのか。よかった。
「それでここからは提案なのですがコウタさん。僕らと協力して王国を腐敗させている2人、オーキ神父とセクヤ王を殺しませんか?」
オーキ神父とセクヤ王って俺がこの世界に来て初めて会った神父とあのクソ王のことか。
「あなた達異世界人はアキラチームの戦力があまりにもやばかったから非協力的だった。だがアキラなき今、セクヤ王はもはや丸裸に近い。やつを守るのはオーキ神父率いるオーキ教の奴らだけですから」