クナン 2
「クナン?なぜここに?キヅラは」
「あの人なら生きていますよ。それにもうじき来ると思います。この人は私が回収するので邪魔しないでください」
クナンは俺に言うと俺は
「そう言われてはいそうですかとか言うとおもうか?そいつは殺すしお前も」
俺がクナンにいいきるまえにアルカナが
「主人様!そいつから離れて!」
アルカナが俺の隣に現れて言う。アルカナが珍しくかなり焦っている。一体どうした?
「どうやらあなたの相方は私がいかに危険かわかっているようですよ」
「主人様。やつは、主人様と同レベルの異能もちです」
俺と同じレベル?まさか呪い喰いの異能か?
「違います。やつの異能はもっと悪です」
アルカナはかなりの汗を出しながらいうとクナンは
「今はあなたを見逃してあげますよコウタ。私は機嫌がいいですから。思ったよりも上手くいきすぎて気分が良すぎるくらいです。それでは」
クナンはアキラを背負って俺たちの前から去っていく。追おうとはしたがアルカナに
「おやめください主人様。あいつは本当に危険です。主人様がもっと力を身につけてから挑むべきです。やつは正直アキラという男よりやばいです」
アルカナは必死に俺をとめるのでクナンを追うのは諦めた。クナンがさって数分後俺たち2人のもとにマルセ、チウルス、キヅラが戻ってきた。
クナンはコウタ達と別れて数分後、森の人が少ない場所でクナンはとまりアキラを地面に置く。
「おきてください。担いでいる間に簡単な処置はいたしました。少しは動けるはずです」
「はぁ、はぁ。ク、ナン。ナイスだ。コ、ウタの、野郎次やる、ときは、必ず」
「次?あなたに次はありませんよ。あなたはここで死ぬんですから」
クナンはアキラに言った後手からカードのようなものを出しそれをアキラに向ける。
「なんの、つもり、だ?それに、そのカードは」
「ああ。私の異能についてはあれは嘘です。選択肢をだす異能なんてあるわけないじゃないですか。確かに私の今使っている異能は選択肢をだし強制的にどちらかを選ばせるというものではありますが」
「今、使って、いる、異能?どう、いうこと、だ?一体、何の話、を」
アキラはクナンに聞くがクナンは
「あなたにもう時間をかけるのは嫌なのであなたの異能、いただきます」
カードはアキラに向かって光出すとアキラはカードの光によって何かをとられた違和感を感じる。
「な、んだ?なに、か、とら、れた?」
「言葉通りあなたの異能を私がもらいました。あなたはもうただの人間です」




