コウタVSアキラ 2
「お前風情が俺に勝てると思っているのか?人生負け組やろう。異世界にきて、無能と言われたくせに女に囲まれて自分はできるやつとでも思っているのか?お前は生まれた時から負け組、そして俺は勝ち組なんだよ!」
アキラは攻撃しながら俺に対し言う。
「確かに俺はこの世界に来るまではお前からすれば負け組だったかもしれない。でも負け組でもお前にシナコを渡すことはない。シナコは俺みたいなやつでも相手にしてくれた。テンノスケも同じだ。俺みたいな男をベストフレンドだと言ってくれた。だからお前にだけは絶対に負けん!」
俺はアキラに言った後地面に対し爆炎を使い、爆発の煙で俺の姿を消す。
「こざかしいまねを!どこだ!」
アキラは煙の中手探りで俺を探すが俺はそんなやつの背後をとり
「これで終わりだ!」
「ぐぅぅぅ!」
俺は初めてアキラに一撃を喰らわせるがアキラの背中がかなりの火傷をおおっただけでアキラは地面に転がりながら消化し、ゆっくり立ち上がる。
「負け組風情、が。この俺に、ダメージをあたえやがって」
「負け組風情にくらうダメージはどう?プライドが許さない?」
俺がアキラを煽るとアキラは俺に急接近し
「手加減していたら調子にのりやがって。すぐにゴミクズに変えてやるよ」
「なら俺はすぐにお前を消し炭にしてやるよ」
俺は急接近してきたアキラに爆炎をかまそうとすると腕を前に交差させ俺の爆炎の威力をおさえたアキラが俺に近づき
「チェックメイトだ。死ねぇ!コウタ!」
俺がアキラの手に触れそうな瞬間俺はギリギリでアキラの攻撃を避け出してきた腕に対し爆炎をくらわらせる。
「ぐぁぁぁ!」
「とどめだ!」
俺は顔に向けて爆炎を放つとアキラの顔は真っ黒になり地面に倒れる。
「ば、かな。こん、な、こと、が。この、俺が、選ばれた、俺がお前、みたいな、負け組なん、かに」
アキラは俺に言うと俺は
「いつまでも人を見下しているからお前は俺に負けたんだ。今楽にしてやる」
俺はアキラに言うとアキラは虫の息だったが
「や、やめ、てくれ。お、俺は、まだ、死にたく、ない。た、のむ」
「お前は、人を殺しておいて何を言っているんだ?自分が死ぬ覚悟がないなら人を殺すなんてことするんじゃない」
俺はアキラに言うとアキラは「ち、くしょう」と最後に言った後意識を失う。放っておけばじきに死ぬだろうがテンノスケやベックの仇でもある。だからこいつは俺が
「そいつはダメですよコウタ。この人は回収させてもらいます」
俺の前に急に現れた男、クナンが俺に言った。




