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コウタVSアキラ

 マルセ達と別れて数時間、俺とアキラは互いに攻撃しあい、今はこうちゃく状態が続いていた。


「鬱陶しい男よな。コウタ。さっさと死ねばいいものを」

「それはこちらのセリフだ。でも俺はお前を殺したりはしない。お前とは違うからな」

「ぬかせ!この戦いはどちらかが死ぬまでよ!そして俺はお前に触れるだけで勝ち確なんだ」


 アキラは俺に触れようと攻撃するところをアルカナが隙をつき


「そこです!」

「小賢しい!」


 アキラはアルカナにも触れようとするがアルカナは空中に浮いてアキラの攻撃を避ける。


「コウタぁ。本当にずいぶん変わっちまったなぁ。女はべらせてるは女に攻めさせててめぇはあまり攻めないなんてよぉ」

「言ってろ。どれだけ言おうがお前が思うようには行動せん」

「ふん。テンノスケのやつの方がもっとよかったぜぇ。あいつは勇敢だったなぁ。いや、違うか。無ぼうなあほぅだったなぁ!あははは!」


 アキラは俺にテンノスケのことを冒涜しながら言うと俺は笑っているあきらの隙をついて爆炎を腹にあびせる。だがやつはうまいこと俺の爆炎、攻撃を避けていた。


「なんだ?煽ったらやる気出すのか?俺に触れたらてめぇは終わりなんだぜ?さぁ?どう俺を倒すよ」


 確かにアキラの異能は触れてしまったら体が一瞬で何かへと変えられてしまうからなかなか攻撃ができない。それに避けるのも大変だというのにどうしたものか。


「主人様。主人様の異能、呪い喰いはあのような異能使いを倒すためにあります」


 アルカナが急に俺に言ってくる。俺の異能がアキラみたいなやつの異能のためにある?何でだ?


「呪い喰いはあのような悪意のかたまりを完璧に倒す異能です。普通の異能ではやつには勝てません。頭を使えば勝てるかもしれませんがその間にやつに攻められてしまえばやつの勝ちです。そして今アキラというあの方の戦いぶりを見ましたがやつはあの変換の異能をうまいこと使えています」


 そうだな。あれは一撃必殺でもあるからバカでも使えば簡単に勝てると思うがアキラだからこそ上手く使えているのかもしれん。あいつは異世界に来る前から何でもできる男だったからな。


「今の主人様の呪い喰いの異能では爆炎しかまともにたちうちできるものはありません。ですから主人様が先ほど見たく隙を狙うほかありません」


 確かにさっきの爆炎は完全には当たらなかったがやつの服に焦げ跡が少しあるからかすってはいたのだろう。だからまたやつの隙をついて当てるしかないな。俺の爆炎も人からすれば一撃必殺だからな

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