アキラVSコウタ
「さーて。次はコウタ。君の番だよ。君をこの手で殺せる日をどれだけ待っていたことか。君は生首だけ残してシナコの前にまで連れて行ってやるよ。だから死ぬ時は絶望の顔で死んでくれ」
アキラが俺に近づき攻めてきた瞬間、キヅラが間に入ってアキラに斬りかかる。
「この人はまだやらせないわ。ちゃんと借りはかえしてないから」
「ほう。君はそいつを庇うのか。ならば死ねぇ!」
アキラがキヅラに触れようとした瞬間アキラの前で高火力の炎の玉が落ちてくる。
「助けに来ましたよ。コウタ!」
俺の後ろからマルセとチウルスが一緒にきてマルセが叫ぶ。
「これはこれは女ばかりに囲まれて。いいご身分だな。コウタ。シナコのこと譲ってくれてもいいんじゃないか?」
「譲る譲らないの問題じゃないし俺かお前、どちらかを選ぶのはシナコだ。俺たちが決めることじゃない」
「確かにそれは言えてるなぁ。あの女は一度俺を振ったからなぁ。地獄のどん底にまで落ちてもらわねぇと気がすまねぇ」
アキラは指をパチンと鳴らすとアキラの背後から男が1人と女が1人現れる。
「4対1は卑怯だからなぁ。こっちも自分のチームのやつださせてもらうぜ。クナン、イズミ。コウタ以外は任せるぜぇ」
「承知しました」
「お任せなさいな。こんな雑魚どもは私だけでも十分くらいですわ」
イズミは森から離れていくと思うとマルセとチウルスがイズミを追いかける。
「コウタさん。あの女は私たちに任せてください」
マルセが俺に言った後2人はイズミのことをおい、キヅラは
「なら私はあいつね。この前は逃したけど今度はちゃんと壊してあげる」
「壊せるものなら壊してみなさい。私はアキラ様のために死ぬわけにはいきません」
クナンもイズミとは逆方向に逃げ、キヅラもクナンを追いかける。
「じゃコウタ。さしでやろうか」
「そうだね。お前は俺が倒すよ。アキラ」
俺がアキラに言うとアキラは俺を睨みつけ
「あぁ?何寝ぼけたこと言ってんだ。俺が一方的にお前を殺すんだよ!」
アキラは俺に接近してきて俺に攻撃を仕掛け俺は地面に爆炎の異能を使ってアキラの攻撃を避ける。
「小賢しい!無能風情が爆薬でも使ったか?」
「主人様になんたる不敬。許すわけには参りませんね」
アルカナが俺の隣に現れアキラに言うとアキラはアルカナを見て
「貴様どこから現れた」
「あなたのような男に名乗る名などもちあわせてはいません。私は主人様の異能とだけ答えておきましょう」
アルカナはアキラに言うとアキラは
「おまぇ。女をたくさんはべらせてほんとうにいいごみぶんだなぁ!」
アキラは俺を睨みながらまたも俺に攻撃してきた。




