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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
第一章 ゴールン都市編

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ギルドマスターの役割

「アキラぁ!お前だけは許さん!」


 ベックはアキラに斬りかかるとアキラはベックの攻撃をよけ


「ここじゃ狭いからよ。森に移動しようか。ああ。俺はなんていいやつなんだ。ゴールン都市に迷惑をかけないようにしようだなんて」


 アキラはベックの手を掴みギルドマスター室から移動すると俺も立ち上がり、アキラをおおうとすると


「すまないのう。コウタ。私はいけぬ。私にはゴールン都市を守るという大事な役目がある。だからついていけんのじゃ」


 ギルドマスターが俺に言った後キヅラが


「こいつにはこいつの役割があるのよ。こいつの異能は攻めより守りの方がいいの。だからこいつはゴールン都市から用事がないなら、特に今みたいな危機的状況にあるならなおのこと出さない方がいいわ」


 確かにギルドマスターの異能はテンノスケの体が爆発する際も何かに閉じ込めてこのギルドマスター室がふきとぶこともなかった。


「私の異能は対象を私が想像したものに閉じ込める異能じゃ。対象を選択しそやつを閉じ込めそやつがしようとすることを封じる。あのテンノスケと呼ばれた男の爆発を防いだのもこの異能じゃ」


 閉じ込める異能か。マルセのことを閉じ込めていたあの結界?とかいう異能に似ている感じかな?


「こいつの異能はすごいんだ。私もこいつには一目おいてるくらいさ。ギルドマスターの異能はこのゴールン都市内にはってあるからゴールン都市ないで爆発とかしようもんならどうにかなるのさ。帝国の将軍どもをのぞいてね」

「?。なんで帝国の将軍にはつかわないの?」


 俺はギルドマスターに聞くとギルドマスターは頭をかきながら


「痛いところをついてくるのう。私も本当なら奴らに屈するなど嫌なんじゃがゴールン都市に住む人達を盾にされたらのう。だがやつらにはいずれ罰は受けてもらう。私を怒らせるとどうなるかの。私のことより早くベックのことを追いかけてくれ」


 ギルドマスターは俺たちに言うとギルドマスターを置いて俺はキヅラとゴールン都市から出た森に向かいベックとアキラを探す。2人を探しているとアルカナが


「主人様。私はマルセとチウルスに主人様のことを伝えておきます。主人様が今、森でベックという男を探していると。主人様がどこにいるかの座標もおくっておきます」

「わかった。ありがとうなアルカナ」

「いえいえ。これは私の役割ですので」


 アルカナが俺に頭を下げた後キヅラと2人でベックとアキラを探しているとやたらと音がうるさい場所に向かい、そこには片腕から血が大量に出ているベックとそれを見て不敵に笑うアキラがいた。

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