悪意
ギルドマスター室をドアをノックした人はギルドの受付嬢で慌てた様子でドアを開けてギルドマスターに
「ギルドマスター!コウタ様に用がある方がきています!しかもかなりボロボロな状態でやばいです!」
「なんじゃ。そいつは。今は大事な会議中じゃ。知らんもんをいれるわけには」
ギルドマスターが喋っている間にギルドマスター室の入り口付近に現れたのは数ヶ月前に別れたテンノスケだった。
「よ、よう。ベ、ベスト、フレンド」
「テンノスケ!?どうしてそんな、キヅラ!早く異能で」
「いい。僕はもう長くは、ない。でも、アキラの、異能について、言って、おかない、と」
テンノスケはそこまでいうと口から大量に血を吐く。
「は、はぁはぁ」
「キヅラ!」
キヅラはテンノスケの体に手を当てたがキヅラは首を横にふり
「おかしい。私の異能がきかない。生命力を操作することができない。というか、これは、死体?いやでも死体が血を吐くなんてそれに顔にも何か違和感が」
キヅラがそこまでいうとテンノスケの体は光だしテンノスケは最後に何故か笑って
「グッバイ!」
テンノスケがこんなことをするはずがない!このテンノスケはおそらく、
「みなわしの背後に隠れい!」
ギルドマスターが俺たちに向かって叫ぶとテンノスケの体を何かが包み、次の瞬間テンノスケの体が爆発する。
「テ、テンノ、スケ?」
様子が、おかしいと思ったんだ。きた時らへんはテンノスケのような行動をしていたが爆発する前に急に笑い出したから
「テンノスケーー!」
「ふざけた真似をしてくれる。私のギルドを爆破させようだなと」
ギルドマスターがイラつきながらいうとギルドマスター室の前に黒いマントを羽織り青い服を着た男、顔は普通みたいな顔をしていたが髪の毛の色は赤と紫と2つに分かれておりショートヘアーだった。
「どうかな?僕様のアート。気に入ってくれた?」
男は不敵に笑いながら言うとベックは男を睨みつけ
「やはりお前か、王国爆弾魔、ガゼン・ガゼリウス!」
「はっはあ!そうだよ!僕様だよ!人間爆弾なんて僕様くらいのアーティストにしか出来ないだろう?」
ガゼン・ガゼリウスと呼ばれた男が舌を出しながら笑う。こいつが、テンノスケの体を爆破しやがったのか?
「アルカナ。あいつを殺すぞ」
「承知しました主人様」
俺はアルカナに言うとアルカナは隣に現れ、俺はチウルスの異能を使い、ギルドマスター室にいた人達を全員別空間に移動させた。
「なんだい?この面白みのない場所は。こんな場所じゃ僕様のアートが映えない。誰かは知らんがはやく僕様をここからだせ」