爆炎 2
俺たちの前にタイミングよくマルセが現れ、マルセの背後にはもう1人、俺が仲間にしようとしていたマーベラス・キヅラが一緒にいた。
「マルセねえちゃん!」
「遅くなってごめんねチウルスちゃん。助っ人も連れてきたわよ」
「・・・久しぶり。コウタ」
キヅラは俺に言うと俺は
「久しぶりだね。キヅラ。なんでここに?」
「なんでってギルドはあんな状態だしそれに借りはちゃんと返さないと」
キヅラは地面に倒れ込むテンノスケに生命エネルギーを注ぐとテンノスケはみるみるうちに回復していく。でもキヅラが生命エネルギーを注いだら
「大丈夫よ。コウタ。若返りとか老化は本来なら私にしか怒らないこと。でも呪いのせいでそれが制御できなくて他人にまでそれが及んでいただけ。あなたが呪いを喰ってくれたからそれもないわよ。ま、やろうと思えばできるにはできるけどね」
キヅラが俺に言った後クナンが
「これはぶが悪いですね。私1人であなた方を相手するのは難しい。逃げさせていただきます」
クナンが俺たちの前から逃げていくとマルセが
「コウタさん。追わなくてもいいんですか?」
「・・・ああ。追わなくてもいい」
俺はマルセに言うとマルセはクナンをおおうとするのをやめる。俺もおおうとしたがクナンを追いかけようとした瞬間俺の頭に選択肢が現れ
クナンをおう
クナンを逃す
なぜかこんな2択が出てきたから不気味すぎてやつを追うのをやめた。これがクナンの異能なら何があるかわからないからだ。
「コウタ。おまえは良き選択をした。私を逃さなければお前の仲間は死んでいた。どう死んでいたかは教えてやらんが。ではまた会おう」
クナンは最後にそれだけ言うと俺たちの前からさった。
クナンが去った後チウルスはマルセに抱きつく。
「マルセ姉ちゃん!怖かったの!」
「おー。よしよし。怖い思いをさせてごめんねチウルスちゃん。というかそこで伸びているやつはいつ活躍してくれるんですか?」
マルセはチウルスの頭を撫でながら地面に倒れているテンノスケに言うとテンノスケは
「すまな、い。ベストフレンドに仲間達。足を引っ張ってばかりだな。ソンくらいはどうにかしたかったのだが」
「別に構わないよ。もともと期待もそこまでしてないからさ。死ななければそれでいいさ」
俺がテンノスケに言うとテンノスケは
「本当にすまない。僕は強くなる。だから一時君たちとは別れるよ。1から自分を鍛えてくる。向かってもゴールン都市に着く前の村だが。僕の予想だが多分アキラ達も近くまでもうきてるんだろ。僕は足を引っ張らないようにはなれるよ」
テンノスケは俺たちに言うと走ってクナンが去って行った方向に走って行った。
クナンのやつに出くわさないといいけど。




