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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
最終章 魔王討伐編

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アルカナとヘブルス

「ヘブルス。お前はどこに」

「私の異能はもともと強力な異能。レア異能に匹敵する程度のものとしか言えませんが呪い喰いで呪いがくわれたことにより私の異能はさらに強くなった。それは何度もいいましたね」


 そうだな。ヘブルスはそう言っていた。ちなみにレア異能に匹敵するどころか時とばしは十分レア異能のような気もするが。


「それで?強くなって反動も大きくなってさっき俺の前で倒れてだお前がどうしてそんなうっすらとした体で俺の前に?まさか死んだのか?」

「確かに人間的には死にましたね。アルカナも死にました。私の時とばしの異能によって、時の神になったのですよ。人間として死ぬ代償をはらいましたが。こんなことは前例がないらしいです」


 俺もそんなこと聞いたことないけど。時の神になるって何?異能で限界を越えればそこまで行くのか?


「私も正直驚いているんですよ。まさか時とばしでこうなるとは思いませんでしたから。アルカナのことは死を覚悟してあの罠のところにまで時とばしでとばしました。そうしたら私は人間としてもう体が罠に触れる前に消滅しました。アルカナはそうはいきませんでしたが。そして私は魂だけが残りこのまま消滅するんだと思っていたら時の神とやらが私の前に現れました」


 ......もう俺の頭で理解できるような次元をこえてるからもはや驚きしかない。


「正直なところもう俺にはよくわからん。だがお前は人間じゃなくなったと思えばいいんだな?」

「はい。それであっています。私はこの世界の時の神となりました」


 時の神ね。そんなもんまでになったら流石にアルカナでも敵わないか。


「手柄をとるようなことをしてしまって申し訳ないです。コウタさん」

「いや。構わないよ。俺も互角にやれていたのはみんなのおかげでもあるし。それに決め手にはかけていたからさ。だから俺的には助かった」


 俺はヘブルスに言うとヘブルスは軽く笑った後


「それでは本題に入ります。私は時の理に触れあなたが異世界人であることを知りました。コウタさん同様に生きている異世界人の方をもとの世界に帰すことができますがどうしますか?」


 もとの世界に帰るか。俺はもとの世界にあまり未練はないし、ここにくる前にいた世界の親も別に俺がいなくなったところで気にしていないと思う。シナコ以外の奴らは帰りたいとは思うがシナコはどうするんだろうか?正直シナコがもとの世界に帰りたいというならおくりかえしてやりたい。俺が戻ることはなくても。

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