表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
最終章 魔王討伐編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

446/460

VSコムルクス 2

「私がいることを忘れてもらっては困るわ」


 キヅラはコムルクスの背後から近づくとコムルクスはキヅラにまわしげりをしようとしたがスルカはキヅラとコムルクスが砕いた自分の武器と位置を入れ替える。


「ちぃ!面倒な!」

「自分の異能はいくらでも使い道はありますし、武器さえあれば誰とでも位置を変えることもできます。それに」


 スルカはコムルクスに言った後、キヅラはコムルクスに剣を刺し


「私とスルカならお前如き簡単なのよ。それくらいは理解できるでしょ?」

「できるわけないだろ。おいらがお前らをやる方が簡単なんだよ。よくもそうウソをペラペラと言えるな」


 コムルクスは攻撃した後のキヅラの隙を狙い、顔面に向かってパンチを放つ。キヅラが攻撃をくらうまえにスルカはまた地面に転がっていた武器の砕いた破片とキヅラの位置を入れ替え、またもコムルクスの拳は破片に刺さる。


「ちぃ!本当に面倒だな!」

「自分の異能、お前にはよくささっているようでよかったです」

「......調子にのるなよ。お前ら如きやろうと思えば簡単に」


 コムルクスが喋っている時にスルカは自分の持っていた武器をコムルクスに向かって投げつける。


「調子になんてのってないですよ。自分は事実を言っているだけです」

「事実?武器を投げて勝負を捨てたやつにそんなこと」


 コムルクスはスルカに対し言った後、スルカの投げた武器とキヅラの位置が入れ替わり、キヅラの蹴りがコムルクスの腹部にはいる。


「っつ!」

「私とこいつならぞうさもないことよ。お前を殺すことはね。スルカ一人でもいいくらいよ。ほんとうのことをいうならね。でも私はあえて残ってあげたの。私なりの優しさでね」


 キヅラはコムルクスを馬鹿にするようにいうと案の定コムルクスは怒り


「あ?優しさだ?おいらはすぐにお前を殺してやってもいいんだぞ」

「できないことをいうのは恥ずかしいことよ。いい加減あきらめたらどうだ?」

「諦める、だと?このおいらがお前ら二人みたいなこざかしい異能使いの人間に?あまり舐めすぎるなよ。そんなになめすぎているとな」


 コムルクスはキヅラに言うとキヅラはコムルクスに近づき蹴りをくらわせようとする。


「そんな蹴りなど当たらん!」

「そうね。確かに私の蹴りは当たらないか。でもさ、いい加減わかるでしょ?私とスルカの位置が変わるって」


 キヅラが言った後コムルクスは腕を前に出しクロスさせて防ごうとしたがキヅラは位置が入れ替わらず、蹴りをやめてキヅラはコムルクスの腕を掴んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ