表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
最終章 魔王討伐編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

439/460

マーズ 3

 マーズは俺におそいかかろうとしたがマルセがマーズに近づき


「あなたの相手は私よ」

「どいてください。弱い人に私は興味はありません。私の火力であなたを簡単に殺すことくらい造作もないんですよ」

「それはやってからいうことだよ」


 マルセはマーズの腹部に蹴りをかますとマーズは不敵に笑い


「私の身体に蹴りをいれるとはその勇気は認めましょう。ですが私を蹴った足はもう」


 マーズがマルセに言うとマルセの足が燃えていることはなく、逆にマーズの腹部に穴が空いていた。


「ゴフッ」

「え?何?私の足が何だって?え?」


 マルセはマーズに近づき言うとマーズは手から何かを掴みマルセに投げつけ


「弱強炎!」


 一瞬弱い炎がマルセに当たったかと思えばマルセの体が急に燃える。


「マルセ!」

「ど、どうですか!私をなめるからそんなめにあうんですよ!ざまぁみろです!」


 マーズはマルセを見下しながら言うがマルセが指をパチンっと鳴らした瞬間燃えていたはずのマルセの体の炎がとまる。


「......え?」

「満足したかな?私の体を多少は燃やせて。あなたの炎は確かに火力が高いと言えば高いですが私からすればこの程度の火力どうということはないのよ。さっきみたいな完全に炎をかためて一直線にはなつレーザー的なやつに比べればね」


 マルセはマーズに言った後一気に距離を詰め腹部の近くに手を添え


「それじゃさよなら」


 爆炎をすごい威力で放ち、マーズにあびせた。流石はマルセだ。あれほどの高火力の爆炎は俺にはうてない。

 マルセがマーズに高威力の爆炎をくらわせた後マーズは真っ黒に肌が黒焦げにはなっていたが人間の形は保っていた。


「カ、ァ、ハァ」

「コウタさん。一応手加減はしておいたので生きてはいますよ。かろうじてですが。こいつどうしますか?」


 どうするかねぇ。うーむ。アルカナの情報をきこうとしたところで多分こいつは何も知らないだろうしな。


「もう動けないなら放っておけ。俺たちは先に」


 俺が喋っている間にカンダが動き、カンダはマーズの首を大剣で斬り落とす。


「あまいぞ。イツク・コウタ。こういうやつは真っ先に殺しておかなければ後から面倒になる。それじゃ行くぞ」

「いくってどこにだよ」


 俺はカンダに聞くとカンダは俺を睨み


「イツク・コウタ。お前はバカなのか?行くところはエンテイア王国に決まって」

「お前こそ何言ってるんだ。帝国がこんな様なんだぞ。復興とか遺体の埋葬とかすることは」

「そこら辺のことはわしに任せておけ」


 俺とカンダが喋っているところに白髪の老人が現れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ