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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
最終章 魔王討伐編

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ボルドジーニ 2

 ボルドジーニは手を頭上に上げると魔物の大群がボルドジーニを囲み、ボルドジーニをくうようにむらがる。なんだ?あの謎の行動は一体、なんなんだ?


「自滅ですか。ま、あんな顔じゃ生きていくきにはなれないでしょ。所詮能力は強くとも本人が弱ければこの程度」

「魔能力・魔物喰」


 ボルドジーニを中心とした魔物は一瞬にして消えたかと思えばボルドジーニの顔は真っ黒の肌になり目の色は黄色、そして両肩からワームが生え、腕の先も魔物の口のような形になり、鋭利な牙がついていた。足は六本に変わり下半身からは長いしっぽが生え、尻尾の先には目があった。


「マサカ、オレサマガ、キサマラゴトキニ、コノスガタヲ、ミセルトハ、オモワナカッタ、ゾ。オレサマノ、マノウリョク。マモノグイ。クッタマモノノ、ノウリョクト、チカラヲ、エル」


 ボルドジーニはこちらを見た瞬間一気にスルカに近づき


「ココデ、イチバン、キケンナノハ、オマエダ。ダカラ、コロス」

「自分を殺す、か。それは無理だな自分をとらえることなんてできな」


 スルカが喋っている間にボルドジーニは近づき、ボルドジーニは肩からワームを近づける。


「コレデ、オワリ」

「少し危険そうだから自分は下がろうか」


 スルカは異能を使い、俺とするかの位置を変え、俺がワームに喰われそうになる。まぁマリネットの異能でワームはバラバラにしたが。


「オレサマノ、ワーム、ガ」

「スルカ。俺と位置の入れ替えするなら前もって言ってくれよ。びっくりしたじゃないか」

「すいません。でもコウタさんならなんとかできると自分は思っていたので」


 スルカは俺に言うとボルドジーニは今度は接近戦で俺に攻撃してくる。


「コノ、スガタナラ、オマエ、ゴトキ」

「俺ごときどうするんだ?え?」


 俺はまたマリネットの異能を使い、糸でボルドジーニを拘束すると


「バカ、ナ。コンナコト、ガ。マッタク、ウゴケン」

「これで終わりだ。お前程度の小物にいつまでもつきあっている場合じゃないからな。リハビリにはちょうどよかったよ」

「リハビリ、ダト。オノレ、ナメ、ヤガッ、テェ!コンナ、イトゴトキ!」


 ボルドジーニは無理やり動こうとした瞬間、糸は体にくいこみやつの全身から血が溢れてくる。


「グ、オォォォ!」

「自滅してくれるなら楽だが時間もかかるし。ほいっと」


 俺はやつを拘束していた糸を更にくいこませやつの体をバラバラにした。


「それじゃ先を急ごうか。少し時間を取られてしまったからな」

「そうですね。リハビリ相手に少々時間をとられすぎましたね」


 マルセは俺に言った後、爆炎でバラバラになったボルドジーニの体を消し炭にした。

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