表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
最終章 魔王討伐編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

425/460

コロックからの情報

 メキサの能力、他人の皮を奪いとる能力か。本当に厄介だな。あいつの能力は触れたらほぼ終わり。さらには実力者でもある。


「サナギリは魔王スペルタクスから血を得ていて魔族の使う能力もつかえた。だからメキサには勝てるようなやつだった。でもメキサが触れた瞬間、サナギリの全身の皮膚がはがされ死んだ」

「能力で、殺された、か。なら納得するしかないんだろうな。どれだけ強かろうと能力が強ければそれだけで状況をひっくりかえせるからな」


 ギンゴは握り拳を作りながら言った後、コロックは


「ちなみにもと大臣とやらも死んだ。いや、殺されたよ。サナギリが奴らに挑んだ理由も大臣が殺されたからだ。いつ殺されたかもわからないとサナギリは言っていた。だからこそあいつはそんな自分が許せなかったこともあって魔王の言葉より自分の我を通したんだろう。俺様っちにはとめることはできなかった。覚悟を決めた奴の行動をな」


 コロックはサナギリについて言った後、ギンゴは一人外へと出ていく。


「ギンゴ!」

「待ちなさいコウタ。あいつは私が追いかけるわ。あんたはコロックから話を聞いていなさい」


 キヅラは俺に言った後、ギンゴのことを追いかけるために外に出る。


「まずは連れてくる予定だったサナギリについて話したが次の話の方が大事だ。アルカナが次の目的とすることだ。やつはまず戦力を整えるだろうがやつとしては第一にやることがある。コウタ。お前ならわかるだろ?」


 俺ならわかる?一体どういうことだ?アルカナがまずとる行動?そんなの......


「ま、まさか」

「あっているかはしらないがそうだな。やつが向かうのは呪いもちのいるところ。帝国だ」


 帝国に呪いもち?だがそれはセフスが


「まさかセフス以外にも?」

「そういうことなんだろうな。今行けば呪いもちはいるらしいぞ。なんせ魔王スペルタクスは最後の一人を隠していたらしいからな。だがスペルタクスが死んだ今、最後の呪いもちは自由に動けるようになった。封印をとかれたわけだ。そいつについても色々聞いているからはなすぞ」


 コロックはそこまで言うとまた一息ついた後


「呪いもちの名はヘブルス。異能は時とばし。文字通り時を飛ばす。呪いもちで制御できない状態の時はやつは急に自身のいる場所の周囲の時を飛ばす。そうだな。キヅラの異能の強化のような劣化のようなそんな異能とやつは言っていた。だが時とばしを呪い喰いで喰い使えるようになればアルカナはさらに手が負えなくなる。だからやつにとられる前に俺様っちらでとめるぜ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ