コロックの能力
コロックはメキサを斬るがメキサの体にダメージはなかった。
「何のつもりでありんす?わっちには」
メキサの鼻から急に鼻血が垂れ、口からもかなりの血を嘔吐する。
「な、なんでありんす、これ。わっちの、体に、傷は、ないはず、なのに」
「俺様っちの剣は表面じゃなく心を斬るんだよ。特にお前にはよくきくよ。なんせ人の皮を被ったクソ魔族なんだから」
「どういう意味であり、んすか。わっちにはよく、きくっ、て」
メキサはさらに血を口からふきだし思わず地面に倒れる。
「や、やばい、でありんす、ね。これは」
「まぁ心を斬るなんてのは嘘だよ。俺様っちの能力は指定したものに攻撃が当たる能力。今のお前ならお前の本体に俺様っちの攻撃があたる。だからこそお前は俺様っちの攻撃でそれだけ血を吐いているのさ。勇者の体にダメージはないがお前の体は致命傷のはずだ。ま、その体で痛みがくるのかはしらないが」
コロックはメキサに言うとメキサは
「なる、ほど。どうりで、わっちに、これだけダメージがあたる、わけだ。わっちには、よく、きく、能力、だな」
「お前には俺様っちの攻撃はよく聞くだろうな!」
コロックはまたメキサに斬りかかるがメキサは勇者の姿で勇者が装備していた剣でコロックの攻撃をとめる。
「でもあたらなければどうということはない。違うかな?親友」
「そうだな。後その姿で俺様っちに親友とか言うんじゃないよ。このクズ女が!」
コロックはメキサに斬りかかるとメキサはコロックの攻撃をよけ、触れようとするがコロックは触れようとしてきたメキサの腕を斬り落とす。
「っつ!」
「激痛だろ?俺様っちはそこでさっきお前らに殺されたサナギリとは違って最強とは自惚れたりはしない。だがお前よりは強い。それだけは言える」
「よく回る口だね。僕の異能を忘れたのかい?僕の異能はみんなの力を借りて使う異能だよ?知っているだろう?」
「知っているよ。だが三人程度の力じゃ俺様っちには」
コロックはメキサに攻撃しようとすると勇者の装備していた剣の先からすごい剣圧を放つ。
「!?」
「何を驚いているんだ?君の言うたかだか三人の力だよ?これくらいはうけとめきれるだろ?」
「ばかな、こんなもん俺様っちの親友は」
「そう。君の親友の頃は僕はここまでこの異能を使いこなせなかった。でも今の僕の体は魔族の体。どれだけでもエネルギーに耐えきれる体。だから三人分でこれだけのエネルギーで攻撃できるんだ!」
メキサは勇者の剣をコロックに振るうとコロックは勇者の剣に攻撃し、勇者の剣を破壊した。




