最強の魔王 2
「あたりまえであろう。人間如きに本気を出すなどみっともないじゃないか。手を抜くのが当たり前だ」
スペルタクスはジャズミに言うとジャズミは
「あまり拙者をなめるな。拙者のこの魔眼ならお前を」
「魔眼の熱に任せるくらいにしか使えない情熱の魔眼如きで我をやれるとは思うな」
ジャズミはスペルタクスに拳のラッシュをするがスペルタクスはジャズミの攻撃を避けながら隙をついてジャズミの腕を掴み地面に叩きつける。
だがジャズミも負けじとスペルタクスの腕を潰して破壊していた。
「面倒だな。殺されることはないが面倒。実に面倒だ」
「面倒というくらいだから何度もやればお前を始末できるだろう」
「いい加減お前ら人間のお気楽な発想を聞くのには飽きてきた。貴様ら如き我を殺すなど無理なんだよ!」
スペルタクスの腕は瞬時に回復するとジャズミの顔面を掴み、何度も何度も。何度も何度も何度も顔面を地面に叩きつける。
「やめろ。拙者の友人にこれ以上」
「黙れ」
スペルタクスがギンゴに対し言った後ギンゴはまるで体が重くなったかのように地面に座りこむ。
「か、体が、おも」
「大人しくしていろ。次に貴様を殺してやるから」
スペルタクスはギンゴに言った後ジャズミの顔面を地面に叩きつけ続ける。ジャズミもしばらく抵抗していたが何度も打ちつけられ続けもはや頭が半分潰れていた。
「人間にしてはよくもった方だ。さてそれじゃ」
スペルタクスは最後にジャズミをまた地面に叩きつけた後、重力系の能力を使ったのかジャズミの体にふかをかけ、ジャズミの体を原型がなくなるほどにつぶした。
「さて。まずは一人。次は誰がやる?」
スペルタクスは俺達を嘲りながら言うとギンゴは刀を握りしめ、スペルタクスに斬りかかる。
「よくも!よくもよくもよくも!拙者のダチを!許さん!許さない!」
「実につまらん。たかだか一人死んだくらいでそうも感情的になるとは」
スペルタクスほギンゴに掴みかかろうとするとプルークが前に出て、スペルタクスの腕を瞬時に崩壊させる。
「何!?」
「お前、よ、よくもやってくれたな。だ、大事な仲間をよくも」
「ふん。いちいち一人やられたくらいでそんな感情的になってもらっては困ると思っていたがどうやら貴様の場合はその方が良いのだな」
スペルタクスは崩壊して崩れた腕を少しずつ再生していく。
「治りがお、遅いけどどうした?ぼ、僕の異能のせいで上手く再生できないか?」
「......そうみたいだな。ゆっくりしか再生できん」




