参戦
「冗談はやめろギンゴ。お前は異能だろうが」
「ギンゴが、異能?ま、まさか」
俺はギンゴをみるとギンゴは笑いながら
「かっかっか!ネタバラシは良くないよジャズミ」
「何をいう。お前の方が趣味が悪いよ。お前はコウオの異能で作られた異能だろうが」
「かっかっか!そうだな。ゆえに死んだところで痛くも痒くもないわけだ。まぁ物理的には痛いとかはあるぞ」
ギンゴはジャズミを見ながら喋るとスペルタクスは二人に近づき
「邪魔な人間どもがいつまでくっちゃべている。我を殺す気はないのなら去れ。我は貴様らのようなやつを相手する暇は」
スペルタクスがギンゴの頭を掴む前にもう一人のいた男、プルークがスペルタクスの腕を掴む
「も、もらった。こ、これで魔王を。僕の異能、崩壊で」
スペルタクスの体がパキパキとヒビがはいっていく。よし、これで
「くっくっく!この程度で魔王をやれるとは思わないことだ。我に異能は通じぬ。この程度」
スペルタクスの体に入ったヒビが瞬時に再生していく。そんなばかな。こんなもの
「こ、こんなもの、どうしろと」
「おや。痛みに耐えながらも喋れたのか。その健闘に対し、我に勝つ方法を教えてやろう。我に勝つには純粋な力のみ。異能や能力で勝とうなどと考えないことだ。そして言っておくが我は戦闘面においても異能がなくても十分に戦える。この意味、わかるか?」
「拙者とジャズミにはわかるよ。ようはごりおしということだろ!」
ジャズミはスペルタクスに襲いかかり、ジャズミの攻撃の後にギンゴが連携をとるようにスペルタクスに斬りかかるとギンゴの攻撃がスペルタクスに当たる。
「ほう。貴様らやるな」
「ギンゴ。仮面を外してもいいか?」
「かまわねぇよ。大丈夫だ。なんかあっても拙者がとめてやる」
「やっぱりギンゴは心強い。それじゃ遠慮なく」
ジャズミは仮面をとるとジャズミの瞳が赤くひかり、ジャズミはスペルタクスにおそいかかる。
「ほう。これは珍しい。まさか人間に魔眼が宿っているとは。まれに生まれる忌み子というやつかな?人間からすれば。しかし情熱の魔眼か。あたりかハズレかもわからん魔眼を持って生まれるとはかわいそうなやつよ」
「だ、まれ。お前は、殺す」
「くっくっく!やれるもんならやってみなよ。我はお前如きには殺されんからな」
ジャズミの攻撃をスペルタクスは全て素手で受けとめる。さっきのギンゴとジャズミの連携よりもすごい攻撃なのに何でこれは当たらないんだ。
「さっきは、手を抜いてやがったのか!」




