テンノスケVSレイク
「親友のためねぇ。後なんで勝った気でいるの?私は片手がなくなったくらいで別に痛みを感じないから意味がないよ」
レイクは残った方の片腕を前に出しテンノスケに向けて
「雷撃!」
電撃を一直線にテンノスケに向けて放ち、テンノスケはレイクの雷撃に触れたかと思えば電撃のいりょくをやわらげる。
「全く効かないというわけではないがお前の攻撃をやわらげることによって極力僕へのダメージをやわらげる」
「やっかいな異能だな。貴様の異能は」
「厄介かどうかは知らないけどさ。使い方次第じゃね?ま、僕の場合は僕が優秀だからこんな使い方できるのかもしれないけどさ」
テンノスケはレイクに言うとレイクは
「ならやわらげてもきついくらいの電撃を浴びせてやればいい。違うか?」
「それができるならやってみるといいよ。ま、やるだけならいくらでもできるだろうけど」
レイクはテンノスケに急接近しテンノスケはレイクに向け剣を向けるとレイクはテンノスケの剣に突き刺さり
「つーかまーえた」
「な、何のつもり?僕は男に抱きつかれる趣味はないけど」
「残念だけどもうこの体じゃ出来ることはないしせめて君を消し炭にでもするよ」
レイクは腹に剣を刺したままテンノスケの体に抱きつく。
「う、ぐぐ!」
「これなら痛みをやわらげるとかできないだろ?じゃあね。裏切りもののテンノスケ」
レイクはテンノスケに対しかなりの電撃を自らの体を犠牲にして流し込む。
あんな危険なこと余裕でできるはずがない。まさかあいつはクズシの時みたいなやつなのか?
「主人様!ここは私にお任せください!」
アルカナは俺の隣に現れるとレイクにまで近づき、たいあたりをくらわせる。
「うぐっ!邪魔をしないで!」
「主人様のご友人を殺させるわけにはいきません。これは前に使っていた方の呪い喰いで得た異能の搾りかすですがあなたを引き剥がすにはちょうど良いです」
アルカナはレイクに触れると軽く力を入れた感じに見えたのにレイクはすごい勢いで自らの後方へ飛んでいく。
「アルカナ。お前そんなことができたのか」
「主人様。私のこの能力に関しては後ほど説明しますのでまずはテンノスケ様を」
アルカナが俺にいい、俺はテンノスケに近づくとテンノスケの状態はかなり危うかった。体が電撃をあびすぎたのか皮膚にこげめがついている。
「す、すまない、べ、ベスト、フレ、ンド」
「気にするな。お前に死なれる方が俺は嫌だからな。なるべく無茶はしないでくれ」
俺はとりあえずできる範囲でテンノスケを応急処置したがこのままではいけないのはわかる。正直テンノスケはヤバい状態だから早くゴールン都市に戻りたいが
「主人様。こんな時こそ前に呪いを喰った方の異能を使えばよいのです」




