暴食 2
ベルゼートは俺に言った後暴滅玉とやらを俺に放つと俺は異能を使って暴滅玉を壊そうとするが俺が放った攻撃は全てくわれる。
「こ、れが、暴滅、玉。触れたものを全てくいつくし、標的をくい終わるまで消滅することはない。ワレが指定した標的をな」
標的をくうまでとまらんとか面倒な技だな。だけどなぁ!
「お前がこの技を使った時点でお前の負けは確定した。ベルゼート」
「ク、クク!面白い、ことを、言う。ならば、どうにか、してみせろ!イツク・コウタ」
俺はギリギリまで暴滅玉を近づけるとスルカの異能をつかい、俺とベルゼートの位置を入れ替える。
「なん、だと」
「俺は複数異能が使える時点でこの異能があるのも考えておくべきだったな。と言ったところで無理な話だな。ま、せいぜい自分の技で...」
俺はベルゼートに言った後にベルゼートを見ると奴の姿は紫色にみるみる変色していき、頭の角もさらにデカくなる上、2本プラスで生えていた。
「ク、クックク。カンシャ、スルゾ。ニンゲン。オカゲデ、ワレガデテクルコトガデキタ」
「お前は、なんだ?魔族、なのか?」
今まで戦ってきた奴とは違う。それにこいつは生きているのか?生きているのと何か違う気がする。ただ体を動かすためだけにベルゼートの体を利用しているとしか。どう表現したらいいか分からんがこいつは直感でわかる。相手にするのはやばい奴だ。
「ソウダナ。ワレハイチオウ、マゾクノブンルイニハハイルノカナ?タダワレハ、イキテイルワケデハナイ。ジッシツコイツ、ベルゼート、ハワレニカラダノナカヲシンショクサレ、ズタボロサ」
「じゃお前は何なんだ。なんでベルゼートの体で」
「コレハイワバダイショウ。ワレヲアツカエルモノナドソンザイシナイ。ワレハ、ボウショク。ボウショクノ、ノウリョクダ」
ベルゼートの能力だった暴食は俺に対し言う。そんな、能力にも自我があるのか?
「ク、クックク!ソノオドロキヨウ。ムリモナイ。ノウリョクガ、ジガヲ、モッテイルノニ、オドロイテイルンダロウ?ワレハナ、ホントウノトコロ、イマノ、マオウ、スペルタクスニシカツカワレルキハナインダ。ダガ、マオウガ、ドウシテモト、イウカラナ。ジョウケンヲ、ツケサセテ、モラッタンダ」
「条件、だと?」
「ソウ。オマエラデイエバ、ダイショウ、ダッタカ?ソレヲ、ジョウケンニ、ワレハ、ノウリョクテシテ、タシャノナカニイキルコトニシタ。ワレヲツカエバ、ワレニジガ、トカラダヲ、ウバワレルトイウノニ」




