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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
第7章 エンテイア王国編 激闘

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暴食のベルゼート

 ベルゼートは俺に向かってヌンチャクをふりながら攻撃してくる。


「ならこうしてやるよ!」


 俺は貫通糸でベルゼートのヌンチャクに穴を開けるたあと爆発させる。


「何!」

「異能合成、貫通糸と爆炎の合成。どうだ?」

「ク、クックク!面白い!実に面白い!それじゃこれはどうだ?」


 ベルゼートは次にだした武器は投げナイフ。それを俺に向かって投げつけるとそのナイフは俺の前で爆発した。


「な!」

「どうだ?ヌシのまねをしてみたが。ワレの能力、暴食は殺したやつの異能も使うことができる。まさに最強の能力。だが爆発も一度しか使えん。今のは遊び。ワレは本来くらったやつの異能は使わんがヌシに敬意をひょうしてだ」


 暴食の能力ってのはなんでもありなんだな。厄介な相手だ。嫉妬のやつとは比べられないほどに強い。能力頼りでもないからなかなか厄介だ。


「暴食のベルゼート。なかなかできるじゃないか」

「クックク!それは、どう...うっ!」


 ベルゼートは急に俺の前で地面に座り込む。なんだ?これは誘っているのか?なんにせよチャンスなのに変わりはない。


「切断糸!」


 俺はベルゼートにまで近距離にまで近づくと切断糸で首をとりにかかると俺の切断糸はなぜかはじかれた。


「っ!」

「ク、クックク。そう簡単にやらせはしないよ。ワレはこの戦いに命をかけているくらいなんだ。そう簡単に終わらせてたまるかよ」

「そうかい。俺はお前を倒してさっさと魔王のとこに行きたいんだがな。俺の大事な人を助けなきゃいけないしな」

「ク、クックク!大切な、人?そんな、つまらない、もの、の為に、た、戦うなんて、ば、馬鹿らしい、な。ごはっ!」


 今度はベルゼートは大量に血を吐き体からだんだん紫色の紋様がベルゼートの体をうようよしていた。


「お前、なんだそれは」

「クックク!き、気にする必要はない。さぁ、さっさと、やろう。どうやら、意外と、ワレの体は、暴食に、たえきれないらしいから、な」


 暴食に耐えきれない?どういうことだ?


「っ!う、ぐぅぅぅ!」


 ベルゼートが急に雄叫びをあげたかと思うと奴の両腕は紫色の腕に変色し、指先からは鋭利な爪が生えはじめる。


「はぁはぁ。どうやら、ワレにはもう時間が、ないらしい。まさか、暴食で、くらったものを、使いすぎると、こうな、るとは。イツク・コウタ。次の一撃、で、ヌシを殺そう、ではないか」


 ベルゼートは両腕を前に出したかと思うとそこに黒い球が現れる。


「これで、ヌシを、殺そう。この、暴滅玉で!」

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