憤怒のアルオート 3
「オアソビニ、アキタ?アソビ、ダト。オデヲ、オデヲバカニシテイルノカ!コムルクス!」
「ああそうだよ。はっきり言った方がいい?ばーかばーか」
コムルクスはアルオートに言うとアルオートはわかりやすいようにさらに怒り
「ユル、サナイ。モウ、ホントウニ、オコッタ。フンヌノ、ナノモトニ、オマエヲ、コロス」
「御託はいいからはやくきなよ。おいらもお前と遊ぶのは飽きた」
アルオートはコムルクスに大振りで殴りかかるとコムルクスはアルオートの攻撃を避け、まずは片腕に蹴りをくらわせる。
「グゥ!」
「まずは腕一本。次は」
「ッ!ガァァァァ!」
アルオートはもう片方の腕で攻撃をするがコムルクスはそれも避け、反対側の腕も蹴りをいれてつかえなくする。
「ゥアアア!」
「うるさいんだよいちいち。これで両腕使えなくした。もうこうげきできないだろ」
「マダダ!マダアシガ」
「いいのか?それで足で攻撃するならおいらお前をつかいものにならなくするぜ?」
「ナメルナァ!コムルクスゴトキガオデニ」
アルオートがコムルクスに叫んだ瞬間、コムルクスはアルオートの懐にははいり
「わかったわかった。いい加減に飽きたしじゃあな」
アルオートの胸部に蹴りをいれると胸部に穴があき、アルオートは口から大量に吐血する。
「コ、コノオデガ、オデガ、コンナ、トコロ、デ」
「お前はおいらより弱かった。それを認めて死ぬがいい」
「ソ、ソンナ、ノ、ミトメ、ナイ。オデハ、オ、デ、ハ」
アルオートはその言葉を最後に地面に倒れ動かなくなる。
「さてこれで憤怒と傲慢は始末したでありんすね。後は三人でありんすが強欲とは戦いたくはないでありんすね」
メキサがアルオートの死体を見ながら言うとマルセ達のいた部屋にまた新たな魔族が現れた。
「お前らにはここで死んでもらうぞメキサ」
「あらあらやっと部屋の外に出てきたでありんすか。オンキ」
「ふん。わしはもともと部屋から出ておったわ。ただこいつらを育てるのに時間がかかっただけよ」
マルセ達の前に急に現れたオンキが言うとマルセ達の前に大量の魔族が現れた。
「セイバンのやつ。こざかしいことをするでありんすね」
「はっはっは。お前らにはこの数だと時間稼ぎにしかならんと思うが」
オンキはマルセ達に言うとマリネットが前に出て
「こいつらは私がやります。こんな奴ら自身がなくても簡単にやれます」
「ほう。言ってくれるじゃないか。イツク・コウタの仲間よ。確かにこいつらは下級魔族だがわしの育てたいい感じの魔族達だぞ」
オンキはマリネットに言った後、マリネットは切断糸で下級魔族を攻撃した。




