メキサの狙い
メキサは俺に近距離で小声で言うと俺はこいつはなんで敵である俺にこんなことをするのか疑問に思う。俺じゃないやつに話したら多分殺されていたと思うぞ。
(なぜお前は俺に協力を申し込む。お前には他に七大大罪魔族の仲間が)
(面白いことを言うでありんすね。わっちらに仲間なんていないでありんすよ。いや、違うでありんすね。わっちはわっちの恩義のある方とその方に仕えていた魔族以外には仲間として意識は向けてないでありんす。アルンに化けていたのも表向きは魔王のためでありんすが本当は魔王に従わないためでもありんす)
なんだ?なんなんだこいつは。なんで魔族なのに魔王を売ろうとしているんだ?全然理解できないぞ?
いい加減疑われると思ったのかメキサは俺から離れてまた扇子を広げると
「お遊びはこれくらいにするでありんす。わっちの攻撃をもっとくらうでありんす!」
メキサはまたゆっくり近づいてくるがなぜか扇子を広げるだけで攻撃しようとしない。また話をする気か?俺は話すことなんてないのに!
俺は貫通糸をメキサに何発もうつがメキサのやつは簡単に俺の貫通糸を扇子ではじく。メキサは俺の近くにまで接近するとまた小声で
「コウタ。わっちをあの扉の方にけりとばしてほしいでありんす」
「は?なんでそんなこと」
「いいからはやくするでありんす」
メキサが扇子を振りかぶって俺に攻撃してこようとした瞬間、俺はやつの腹部を思いっきりけりとばすとやつは俺がこの部屋に来た反対側の扉、つまりメキサ側にあった扉の方に激突する。
あれ?思いっきり蹴りはしたけどそんな扉に激突するまで威力高かったけ?仲間の体を依代にしたから思いっきりにしろ弱めの方にしたんだが。
俺はけりとばしたメキサに近づくとやつは扉の前に倒れていたと思うと
「いやぁ自分でふきとぶのも意外と痛いでありんすね。でもこれで魔王は多分誤魔化せるでありんすよ」
メキサは俺に言ったあと立ち上がってから扇子を取り出した場所からしまい、奥の部屋に歩き出す。
「どうしたでありんす?ついてくるでありんすよ。イツク・コウタ」
「そう素直について行くと思うか?敵であるお前に」
「なら好きにするといいでありんす。わっちを信用できないなら殺そうとしてもかまわんでありんす。コウタにはそれをする権利がありんすから」
メキサは俺に言ったあと奥へ進んでいくと俺はメキサとはそれなりの距離をもってやつについて行った。まだ信用したわけじゃない。だが利用できるならするだけだ。




