ふたてに
マルセは胸を張って俺に言うが心配なものは心配だ。一体どうすれば
「コウタにいちゃん。大丈夫なの!チウ達を信じてほしいの!」
「信じるもなにももとからチウルス達のことは信頼してるよ。だからこそ不安なんだ。お前たちに何があれば俺は」
俺がマルセ達のことを信頼している。俺を裏切ったりはしないし、それなりに強いから実力も申し分ないと思っている。だけどここからは城の中は敵が本腰を入れてくるだろう。だから
「お前たちのことが本当に心配なんだ。だから皆んなで」
「コウタさん。流石にそれは甘すぎる。片方の道しか選ばないなんてこれだけの人数がいるのにおかしいでしょ」
キヅラは少しイラつきながら俺にいう。俺がいつまでもいい訳をするからだんだんイラついてきたんだろう。だがそれだけ俺はみんなが心配なんだ。
「自分達のことは大丈夫です。だからコウタさん。二手にわかれましょう」
スルカも俺に言うとマリネットまでも
「わ、私もじ、自信はありませんけど頑張ります!だからコウタさんも私達を信頼して二手にわかれませんか!」
マリネットまでもそんなことを言うなんて。みんな、本当に大丈夫かな。
「コウタさん。確かに七大大罪魔族なるものと遭遇する確率はほぼ確定ですし私達が負ける、とは言いたくはありませんがその可能性もあるかもしれません。ですが片方ずつでは無駄に時間を消費するだけです。ですから」
「あーもう!わかった!わかったよ。俺の負けだ。二手にわかれよう。それでいいね」
俺はマルセ達に言うとマルセ達は嬉しそうに返事をする。何が嬉しいかまではわからないけど。でも
「その代わり俺は一人で行く。もう片方の方はマルセ達みんなで行ってくれ」
「え、そんなコウタさんが一人で行くなんて」
「だめだ。俺は一人でいく。足手纏いとかそんな意味じゃないぞ。その方がきっとマルセ達が生きていられる確率もはねあがるし負ける確率はかなり減る。だからこの条件で納得してもらう」
俺はマルセ達に言うとマルセ達は渋々頷き、俺は先に右側の扉の前に立つ。
「じゃ俺はこっちのほうから行くから。左側は頼んだぞ。後みんな必ず無事でいろよ」
「もちろんです。いつ合流になるかわかりませんが魔王の前で無事合流できることを祈りましょう」
マルセが俺に言った後俺はみんなに手を振り、一人で右側の扉をあける。
さて何が出るやら。右側の扉を進んだ先、そこにいたのは
「おや。久しぶりでありんすね。イツク・コウタ」
「......そうだな。色欲のメキサ」
右側の扉の部屋にいたのは色欲のメキサだった。




