ジャズミとギンゴ
「すぃまぁせぇん。こぉこぉにぃ。ざぁいにんはぁ。いませんかぁ?」
剣をたらしながらゆっくりジャズミとギンゴに近づく男。二人はそれなりに近い距離まで近づくと黒いロングコートを着た男にみがまえる。
「お前は誰だ?」
「どぅもすぃまぁせぇん。あっしぃはぁセィランとぉもうしまぁす。あなたがたぉ。殺しにきたぁ殺し屋ぁでぇす」
黒いロングコートの男、セィランは二人に名乗るとギンゴはセィランに斬りかかる。
「悪いがお前強そうだから拙者、全力で行くぞ」
「どぅぞぉ。今までぇ殺してぇきたぁやつらぁはぁ本気をだすぅまえにぃ死んだからぁ。おまえらぁくらいはぁあっしぃをたのしまぁせぇて」
ギンゴはセィランに攻撃したがセィランはギンゴの攻撃を避けギンゴの腹部に蹴りをくらわせる。
「ぐっ」
「あらぁ。少しいいおとぉしたかなぁ?メキメキってぇ音きこえたよぉ」
「ぐふっ。問題、ないさ。お前、くらい殺すのは、造作もない」
ギンゴはセィランに言うがセィランの蹴りをくらったギンゴはけられた腹部を片手でおさえていた。
「どうしたのぉ?お腹おさえてぇさぁ。もぉしかぁしてぇもうさぁ。ダメな感じなのぉかなぁ?」
「いやいや。そう簡単にやられはしないよ。次は拙者のばんだね」
ギンゴはセィランに向かって一気に距離を詰め剣で斬りかかるとセィランは片手でギンゴの剣を受けとめる。
「かぁるい剣だぁねぇ。あっし片手の剣でとめれたよぉ。もうひとぉつの片手剣でぇ君にぃとどめぉ刺してやるよぉ」
「だらだらと喋るね。でも拙者残念ながらまだ死ぬ気はないんだだからさぁ」
ギンゴはセィランの剣を握るとセィランの剣はボロボロと崩れる。
「あれぇ?あっしの剣がぁなんか知らないけどぉ崩れてぇるねぇ」
「これが拙者の異能だよ。こんなつまらん異能死ぬまで使う気はなかったがでもお前にはこれぐらいしないと勝てないらしい。悔しいけどな」
ギンゴはセィランに言うとセィランは片手の剣を破棄するともう片方の剣を背後に目一杯よせ
「片手剣でのぉ技ぁひろうしてぇやるよぉ!」
セィランは思いっきりギンゴに剣をふるい、ギンゴは剣でうけとめようとしたがギンゴは剣ごと体を横に両断される。
「なぁ」
「こぉれがぁあっしの異能。フルイキリサキ。片手剣でぇ思いっきりぃふるったぁやつのぉ一人ぉ確実にぃきりさくぅんだよぉ」
「なんと、それは、強い異能だな。拙者も、ここまで、か」
ギンゴは地面でぴくぴく動いているとジャズミは
「ギンゴ!」
「わりぃな。拙者はここまでだ。ジャズミ。楽しく生きろよ」
ギンゴはジャズミに最後に笑顔を向けてそう言い残した。




