ジャズミの戦い方
ジャズミはアルビーに対し剣を振りかぶるとアルビーは長ドスでジャズミの剣をうけとめ、あいている片腕をジャズミに向ける。
「そうはさせんよ」
ジャズミはアルビーの片腕をけりとばし、違う方に腕を向けるとアルビーの片腕から出た刃は違う方向に放たれた。
「やるではないか人間。だが我輩も剣技には自信がある。少し剣で勝負しようか」
アルビーはジャズミの剣をはじくと一気に距離をつめ、長ドスで腹部を斬ろうとしたがジャズミは剣で受けとめる。
「うけとめるか。いいな人間。貴様実に良いぞ！」
「拙者も剣には、というか近接戦闘に関しては自信があるのでね。そう簡単にやられはしないよ」
ジャズミはアルビーの長ドスをはじいた後、アルビの腹部を剣で突きにかかるがアルビーは長ドスでそれをうけとめる。
「その程度で我輩を倒せると？」
「こてしらべ的なやつさ。でもお前がそれで死んだからそれだけの話さ」
「ハハハ。よくいうたな。なら我輩の剣捌きで死ねぃ！」
ジャズミとアルビーは近距離で斬りあうと刃物のはじく音がかんかん！と響く。
「そらそらそらそら！」
「いいね！いいねいいねいいね！実にいい！はごたえのある人間はこれだからいい！」
「そうかい。ならもっと拙者ギアをあげるぞ。後こういうこともしてやろう！」
ジャズミは剣をふるうスピードを上げた後さらにその間に足をいれる。
「これは、なかなかびっくりだ！初めてみたぞこんな戦い方をする人間は」
「そうだろう。拙者もこれだけの手数を入れる人は見たことがない。ま、こんなやり方をするのは拙者くらいかな」
ジャズミの蹴りが長ドスをとばしアルビーの体に何発もの蹴りと突きをくらわせる。
「っぐ！なかなか、やるじゃ、ないか」
「どうだ？人間の強さ思い知ったか？だが拙者程度におされているお前ではあそこにいるイツク・コウタには勝てんよ」
ジャズミは俺のいる方角を指していうとアルビーは
「人間風情が調子にのらないことだ。我輩の能力はムゲンノヤイバ。無数の刃物をせいせいする能力だがこんなこともできる」
アルビーは指をくいくいっと動かすとジャズミにはじかれた長ドスがアルビーの手もとに戻ってくる。
「そんな芸もできたのか。それくらいできないと肌の色以外は人間とは変わらないよな」
「何を意味のわからないことを我輩は自分の触れた刃物ならどんなものでも我輩の意思で操れる。そして今この時間もお前は我輩に与えるべきではなかった。なぜなら」
アルビーは手を上に上げるとそこには巨大な大剣のようなものがせいせいされていた。
「我輩は時間があればこのようなこともできるのだよ！」
