ラウンズ第四席 ステンク
「これはたまげた。人間離れした人間がおるではないか」
「失礼なことを言わないでほしいな。これがわしの異能。わしに心臓なんてものはない。弱点はあるがな」
「心臓がないなら人間ではなくないか?」
アルビーはステンクに言うとステンクは少し笑いながら
「それもそうかもしれないな。それに今の体をバラバラにしてくれたのにも感謝だな。あの状態だと体がボロボロで歳相応のことしかできなんだからな。この状態ならわしは」
ステンクの体に地面に落ちているがれきが集まっていきそれが肉体の形になる。
「これこそがわしの異能。クリエイティブボディだ。一つの肉体しか作れんがわしの体がなくなった場合、その場の材料で作ることができる。今回だとこの王国のがれきと貴様の身体能力を少しもらった」
ステンクはアルビーを指して言うとアルビーは
「なるほど。さっきから我輩少し体から力が抜けていたのはそのせいか」
「そうだ。わしの異能でお前の力を」
ステンクが喋っている途中でアルビーは近づき
「人間風情が我輩の力を奪うなど許さん。かえしてもらおうか」
アルビーはステンクの体を一太刀で両断するがステンクの体は瞬く間にがれきで回復?と言えばいいのかする。
「面倒な人間だ。魔族の力を使い成長する人間など」
「成長などしておらん。ただわしはお前の力を有効活用してやっているだけのこと。ありがたく思うといい」
ステンクはアルビーにゆっくり近づきながら言うと
「人間風情が調子にのりおって。我輩の力がそんなにほしいか?なら好きなだけくらうといい。だが我輩は貴様に力をとられたくらいで負けはせん」
アルビーはステンクに長ドスをかまえると
「逆にその程度でわしに勝てると思う貴様にも呆れているぞわしはな。やはり所詮は魔族。わしの異能の前ではとても」
「お前人間のくせに馬鹿だろ。心臓がないなら弱点はある。そして顔だけは傷つかないようにしていた。ということは貴様は顔が弱点。ならいくらでもやりようがある」
アルビーはステンクに斬りかかろうとするとジャズミが間にわってはいり
「拙者を忘れないでもらいたい」
「忘れてないさ。我輩は戦いのプロだぞ?他のS級二人とは違う、我輩より弱いバルグランでもあいつは我輩のあしもとにも及ばん。それほど実力差はあるのだよ」
アルビーはジャズミの前に手を出すと無数の刃物がジャズミに襲い、ジャズミはなんとかかわしていたが何発かくらってしまう。
「うぐっ!」
「後から遊んでやるから待っていろ。先にあのザコ人間を始末する」




