決着
「腕の拘束がとけない。これはマジに詰んだかもな」
シコウオは珍しく無抵抗になる。なんだ?もう諦めるのかこいつ。それはそれで楽でいいがここまでしてこうあっさり諦められんのもなんか複雑だな。
「俺のエレメントハンドは再生はできん。だからマジにちぎることなんてできないんだ。ただの粘着糸如きとバカにしたのがダメだったか。さっきの切断糸とやらでなにもなかったからマジに油断して受けちまった。これが敗因ってやつだな」
「そうかもな。おまえはそのまま拘束して死ぬのを待つといい。クソ魔族はどれだけ歳をとって生きられるかは知らんが」
俺は空間に閉じ込めたシコウオに言うとシコウオは吹っ切れたように笑い
「マジに安心しろ。俺はもう死ぬ。魔王様の手によってな」
「魔王のてによって?まさかここまでくるのか?」
「魔王様が自らここにくることはないさ。だが魔王様に頂いた能力。あれは無償で得られるものじゃない。魔王様の能力は」
シコウオはそこまで言うと急に体が赤い液体に変化し、全身がとけ空間ないの地面に赤い血だまりができる。まさかこれが代償、なのか?
シコウオの体がなくなった後俺は空間を破壊し、シコウオにやられたキミスに近づく。
「キミス。生きてるか?」
キミスに近づくがまだ意識を失っている。一応呼吸しているか確認してみたが大丈夫っぽい。俺はキミスをひきずって一旦ラウンズの作った休憩所にまで連れてくと
「コウタじゃないか。キミスを連れてどうした?」
「お前は誰だ?」
ラウンズ休憩所入り口で会った男はこの前会議に出た時に見たことない男だ。まさかの新しいラウンズか?
「はっはっは。わしだよ。コウオだよ。わしの異能は説明しただろ?これは想像で作った若い肉体だよ。どうだ?ほれぼれするだろう?」
俺の前にいるコウオ?らしき人は筋肉を強調しながらいう。確かに見た目的に言えば筋肉はすごいがだがそれだけだな。
「筋肉だけ強調するような体作ってどうすんのさ。お前のその体死んだりしないと消滅しないんだろ?」
「その点は抜かりないから安心しろ。わしは後さきちゃんと考える男だからな。それよりあいつは?プルークのやつはどうした?」
「プルークならゴールン都市で魔王軍のやつに襲われて重傷をおったから傷が治ったらこちらにくるってよ」
俺はプルークのことを説明するとコウオは
「プルークが重傷か。にわかには信じがたいがお前が言うならそうなんだろう。クマンとアルンは?」
「二人は俺の仲間といる。今連れてくるから待っててくれ。ちなみにクマンも重傷だ」




