防御のミツガオ
「何度やっても最高に同じだよ人間!」
防御のミツガオは正面から何度もくらうが全く表情を崩さない。奴の防御は鉄壁なのか?マルセの爆炎を何度もくらって何にもないなんて。
「私もなめられたものだ。それにコウタさんにまた心配をかけてしまうなんて。私は私が許せないよ。こんなに弱い私はね。でもあなたがバカでよかった」
「はは。バカでよかったか。最高の褒め言葉だな!私にとっちゃバカは最高にいい言葉よ!」
マルセは構わず防御のミツガオの顔面めがけて何度も爆炎をくらわせ続けると防御のミツガオの顔からピキッ!と音がひびく。
「あれ?」
「私の爆炎をくらいつづけて余裕なことなんてありえない。だから何発も同じところにかまさせてもらったわ。あなたが本当にバカで能力に傲慢なやつで助かったわ。おかげで狙っている場所がバレなかったからね」
「は、はは。やっぱ最高な女だな人間。お前に殺されんなら最高に悔いはない。最高に楽しめたぜ」
「そう。ならよかったわ。ま、あなたもそこそこ強かったわよ」
「A級魔族に対してそこそこ強かったなんてお前最高に口の回るいい女だ。だが、私達の主人格のミツガオは私とはじきよりは甘くないよ。能力を使わなくてもやばいくらいに強いから。ま、せいぜい最高に頑張ってくれ」
防御のミツガオは最後に言ったあとマルセは顔を爆炎でふきとばし、残った身体だけ地面に倒れた。
「コウタさん。私も敵を倒しましたよ」
マルセが防御のミツガオを倒したあと俺に近づいてくると俺は頭を撫で
「ああ。見ていたよ。よくやったね」
「えへへ。ありがとうございます」
マルセは俺に頭を撫でてれているとマリネットとスルカが近づいてきて
「わ、私達の出番なかった。流石マルセ」
「自分もそう思うよ。流石はマルセですね」
「当たり前よ。私だってコウタさんの役に立てるんだから。最近はみっともないところばかり見せていたけどいいとこ見せないとね」
「いいとこを見せないとって別に俺は気にしてないよ。マルセが強いことは知っているからさ。俺はキヅラ達のところに行くからマルセは休んでいてくれ」
俺はマルセに言うとマルセは地面に座り込み
「わかりました。正直ありがたいです。爆炎の異能を使いすぎて正直手がひりひりしてて異能はもう使えないくらいなんですよ」
確かにあれだけ爆炎を連発すれば手にかなり負担がかかるのも納得できる。マルセには本格的に休んでもらうか。マルセはまだ必要な戦力だし何より大事な仲間だ。




