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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
第6章 エンテイア王国編 序

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異能の合成

「こんな人をちょっとおちょくるような人間のちょっとした異能に!」

「おちょくる?そりゃいいな。A級魔族?だったかな。そんなやつをおちょくれるなんて気分がいいよ。しかし飽きてきたからそろそろおわらせるか」


 俺は手を前に出したあとチウルスの異能で小さな空間ブロックを作り、そこにはじきのミツガオを封じ込める。俺の呪い喰いだとただ空間を作るしかできない。チウルスみたいに永遠に閉じ込めた後に煮るなり焼くなりといったことはできない。だが


「俺の異能の合成でチウルスの異能、空間にプラス効果をつけられるようになったわけ。もう聞こえないとは思うけどはじきのミツガオ。お前を閉じ込めた空間は永遠に爆炎が発生する空間にしてある。ま、もう聞こえないだろうけどその空間で永遠に苦しんでくれ」


 俺は空間ブロックを地面に置いた後、マルセの方に向かった。

 俺がはじきのミツガオを空間ブロックに閉じ込めた後マルセ達が相手にしている別のミツガオに近づく。


「おいおい。最高にいいブラザーのはじきがやられたのかよ!最高に強いやつに会えて私は最高に嬉しいぜ」


 ギザギザ歯のミツガオが言うとマルセが


「コ、コウタさん。こ、こいつは私達に任せてください。コウタさんもボロボロなんですから休んでください」


 ギザギザ歯のミツガオと戦っているのはマルセ、マリネット、スルカだ。このメンツでこんな手こずるなんてどうやらこのギザギザ歯のやつは俺のやっていたやつより強いらしいな。


「そ、そうですよ。私だってこ、こんなやつに負けたまんまなんて嫌です」

「いやいや。まだ負けてないだろマリネット。それに俺が加勢して戦っても」

「そ、それじゃダメなんですよ。私は、私はコ、コウタさんに頼ってばかりじゃダメなんです!」


 え?マリネットとマルセは全然強いから良くないか?そんなこと気にしなくても二人とも十分に強いが?


「いいねぇ!最高にけなげだねぇ!人間!さぁ!最高に頑張れ頑張れ!」


 ギザギザ歯のミツガオはマルセに近づくと両手に持っていたノコギリで斬りかかる。こいつまさかの二刀流か!


「最高の私はみせる戦い方をするんだよ。つまらない戦いなんて最高にダサすぎるからさ!二刀流のノコギリにやられたなら二人とまではくがつくでしょ?私は相手に対して最高のおもてなしは必ずするんだよ!」


 ギザギザ歯のミツガオはマルセに言うとマルセはギザギザ歯のミツガオの攻撃を避けた後何度も爆炎をくらわせていたがギザギザ歯のミツガオは平気そうににやけていた。

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