エンテイア王国へ 4
俺はクマンとわかれたあと、宿屋のマルセ達の泊まる部屋に向かいドアをノックする。
コンッコンッ!
「空いてるよー。コウタだよね?」
「その声はキヅラか?ああ。俺だ。コウタだ」
俺がドアの前で言うとキヅラが部屋のドアを開ける。部屋にはキヅラとマリネット、スルカの三人しかいなかった。
「あれ?マルセとチウルス、セフスは?」
「セフスはゴールン都市が初めてらしいからな。二人が案内しに行ったよ。全く。元気なこらよ」
キヅラは呆れながら言うと俺は
「そうか。俺たちも明日にはエンテイア王国に向かうから支度をしておいてくれ」
「明日?意外と早いんだね。まぁ、いいよ。そんな長居するつもりもなかったろうし。私も後からギルマスに軽く挨拶してくるわ。二人はどうする?」
キヅラはマリネットとスルカに聞く。
「わ、私はここで待機しています。皆さんが帰ってくるのを待ちます」
「自分も待ってるよ。特にすることもないしね」
キヅラは部屋から出ていくと俺とマリネット、スルカの三人になる。
「どうだ?」
「な、何がですか?」
マリネットが微妙な表情で聞く。確かにどうだだけじゃ足りなかったか。
「いや最近バタバタしていたからな。今みたいな少しの休息はどうだ?ってことだ」
「そ、そうですね。でもコウタさんは昨日誰かと戦っていたんですよね?」
「そうだな。それもあってプルークは来れないからな」
俺はマリネットとスルカに言うとスルカは
「まぁあの人はよく分からない人だったから。でも深傷をおったっていうのは初めて聞くな。自分がいた頃はプルークはほぼ無傷で仕事をこなすと聞いていたからね。異能も使わず。だからあいつの異能は知らなかったんだけどコウタさんはプルークの異能、知ってるの?」
「ああ。見たよプルークの異能。あいつの異能は敵にまわしたらやっかいだね。かなり強い。だから相手側にいなくてほんとよかったよ」
俺はスルカにほっとしたように言うとスルカは驚き
「コウタさんでも驚くほどの異能なんて。そんなに強いんですか?」
「ああ。本当に強い。触れたらもうおわりだと考えた方がいいくらいにな。だからこそ早くやつが回復してくれるのを待つが」
俺は二人に言っていると二人は
「だ、大丈夫です。わ、私達も強いですから」
「そうだねマリネット。微力ながら自分達も強いから安心して下さい。それでは自分達も準備をするのでコウタさん。また明日」
スルカが俺に言った後、俺もマルセ達の泊まる部屋から出て自分の部屋に向かった。




