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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
第6章 エンテイア王国編 序

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エンテイア王国へ 3

「まぁそうだな。見た感じ確かに戦いに関しては心配かもな。クマンはそこそこはできると思うが」

「ソ、ソウガよりは強くないと思うけど死にはしないと思う。心配なのはもう一人の方、アルンの方。あいつの戦う姿はぼ、僕は見たことないから実力の方は正直わからない。ラウンズは帝王様と右方と左方の人で決めてるから」


 アルンが戦うところは見たことがないか。確かにゴールン都市に着くまでも戦っている姿は見なかったな。


「ぼ、僕は今から一人で二人の墓の場所を探すことにするよ。あの二人は宿屋にいると思うから頼む」


 プルークは俺に言った後、俺の前から去っていき、俺もマルセ達のいる宿に向かう。そこにラウンズの二人もいるかは分からんがな。

 俺は宿につき、宿屋の扉を開くとそこにはクマンとアルンが待っていた。


「お、コウタじゃないか。どうしたんだ?」

「コウタさん。プルークさんを見かけませんでした?機能から見かけてなくて」


 二人が俺にプルークのことを聞いてくる。


「あいつなら用があって今は来ない。後しばらくあいつはまともに戦闘ができないということでお前ら二人のことを頼まれた。だから準備ができたらエンテイア王国に向かうぞ」


 俺は二人に言うとクマンは納得していたがアルンは


「いやいや。プルークさんは連れてかないとダメですよ。戦力てきに厳しいですって。プルークさんは戦えば最強クラス。ラウンズの第二席ですよ?そんな方を置いていくなんて」

「いや俺の方が強いから。だからプルークは生きていられたんだぞ?」


 俺はアルンに言うとアルンは驚いた顔で


「そ、そんな。コウタさんがラウンズの方より強いなんて。それならばわかりました。では明日にでも王国に迎えるよう準備しておきます」


 アルンは俺とクマンの前から去ると


「あいつはああいうやつなんだよ。戦うところは見たことないけど自分より強いやつ?がいればそいつに従うって感じで弱いやつについてくとなると必死に強いやつがたとえば今みたいに怪我とかとなれば回復するまで待っている。そういうやつだよアルンは」


 クマンが俺たちの前からさっていったアルンのことをいう。

 それは確かになぜラウンズ入りしてるから謎だな。その辺もいつかは話してくれるだろうし今はとりあえず


「俺たちはエンテイア王国に向かおう。他のラウンズ達ももう王国についているかもしれない。明日の朝には出発だ」

「そうだな。俺も準備に入るとするよ。それじゃなコウタ。明日からはたのむよ」

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