廃棄場と呪いもち
俺が廃棄場についた時まず思ったことは匂いが酷かったこと。ここにはゴミや人間の死体が平気で捨てられまとめて燃やされている。
俺はアルカナに案内された場所に向かうとそこには金髪の小さな子供が捨てられていた。服は白い布の服を一枚だけ着ていて肌があざだらけで今にも息絶えそうだった。
「う、う」
「お、意識があるのか。なら」
「わ、私に、触れては、だめ、なのよ。あなたの、生命、エネルギー、を、吸って、しまう、から」
金髪の白い布の服を着た女が俺に言う。生命エネルギーを吸い取る?何も感じないんだが?
「主人様には呪いもちの方の異能は聞きません。場を巻き込んだりするものはくらいます
が。いい例がチウルスさんのものですね」
アルカナが俺に言うと俺の近くに冒険者ふうのかっこうをした男が現れる。
「見つけたぞクソババア。よくも俺の仲間を殺してやる!」
男が金髪の白い布をきた女に近づくと男は金髪の白い布をきた女に近づくたびに男はだんだんと老いていく。な、なんだこの異能!?これがこの子の呪いの効果か!
「主人様。普通に耐性がない方が近づくとああなります。おそらくですがおじいさんになるパターンと赤ちゃんにまで退化するパターンの2つがあると予測されます」
アルカナが言った後金髪の白い布の服をきた女の子は
「だから、だから近づかないでって言ったのに。私に近づいたら、あなたは老いるか若がえるかどちらかわからないけど今の私に近づけばそうなるのよ」
金髪の白い布を着た女は老いた冒険者に言うと冒険者は
「お、の、れぇぇ」
老いた冒険者は持っていた剣で攻撃しようとしたが自身が歳老いたことにより剣を持てなくなったのかそのまま剣が手から地面に落ちる。
「この、生命力吸いのキヅラめぇ」
「うるさい。私だって、私だって昔はこんなんじゃなかった!もう少しで歳で死ねたのに!こんな若返ったら死ねないじゃない!冒険で死ぬなんていやなのに!」
金髪の白い布を着た女、キヅラ?は老いた冒険者の男に言った後に俺を見て
「あんたは、なんであんたは異能が効かないんだ?まさかあんたは噂の異能殺し?」
異能殺し?なんだそれ。そんな物騒なの聞いたことないけど?
「違うよ。それより君は呪いもちかい?」
俺はきくとキヅラ?は
「そうよ。私は呪いもち。だから私は自分の異能がコントロールできてなくて暴走状態なの」
キヅラ?は俺に言うと俺はキヅラ?に近づき
「安心しろ。俺の異能は呪いもちを助ける異能だ。だから俺に触れさせろ」
俺はキヅラ?に近づき、キヅラ?から黒いもやが出るとそいつを呪い喰いで喰う。
「どうだ?俺の異能で君の呪いを喰った。これで君はもう他人に迷惑をかけることはないだろう。無造作にはね」




