魔王軍のサネル 2
「マートル。いや、サネル。君は本当に変わってしまったんだね」
「変わったんじゃない。僕ももともとこんな性格だよ。ただ奴隷におちた性で本来の自分がわかってなかっただけの話だよ」
サネルはプルークに貫かれた腹に手を当てるとサネルの傷口は一瞬のうちに治っていた。
「なんだ。に、人間やめてそんなことができるようにな、なったのか?」
「まぁね。僕も数年間何もしてなかったわけじゃないから。あの頃とは段違いだよ。僕のことあまりなめてかからないでね」
サネルはプルークに言った後急接近し、攻撃するがサネルが魔王から与えられた能力によりプルークは腹部にパンチをくらう。
「こ、こんなもんでぼ、僕をやれると?」
「まぁそう焦らないでよ。今見せてあげるから。螺旋」
サネルがプルークに言うとプルークは大量に血を吐いた後後方に吹きとぶ。
「大丈夫か!プルーク!」
俺がプルークに近づくと腹部にねじれたような後が残っていた。
「はぁはぁ。ゆ、油断大敵、だな。ま、まさか、こんな、ごふっ」
「どうだい?これも僕なりに考えて編み出した技だよ。触れた後に回転をかける。螺旋パンチさ」
サネルはゆっくりプルークに近づき俺はプルークの前に立つと
「邪魔だ。イツク・コウタ。外野が邪魔をするんじゃない」
「生憎と知ってるやつの仲間を殺されるのを見過ごすのはどうかと俺は思うからな。悪いがしばらくは俺の相手をしてもらうぞ」
こんなこと本来ならしたくはないがこのままだとプルークのやつが殺されそうだしな。あとあじが悪すぎる。
俺はサネルに近づくとマリネットの異能、糸の異能を使う。
「貫通糸!」
「そんなものはきかない!」
俺の攻撃をサネルが避けると
「まだまだ!」
貫通糸を複数放ち、二、三発サネルの体を貫く。
「くっ!やるな、流石は魔王様が気をつけろと言っていただけのことはある。だがな!」
俺の貫通糸で貫いた傷をサネルが塞ごうとしたが俺の貫通糸はそんな甘くはない。
「な、なぜだ!傷がふさがらない!」
「お前如きの能力で俺の貫通糸であけた傷が防げるかよ!」
「ば、ばかな!ありえない!この傷口をふさぐ能力は魔王様よりいただいたもの!それが能力より劣る異能なんかに!」
「お前の能力とやらは所詮与えられたもの。俺の異能、呪い喰いでくった呪いの異能はそこまで威力はないがマリネットの糸の異能、貫通糸は近距離ならばかなりの威力がある」
俺はサネルに言うとサネルは逃亡を図るが俺はプルークに近づいた後、スルカの異能、位置の入れ替えで俺とサネルの位置を変える。
「これはかしだよ。プルーク」
俺はプルークの方を向いて言うとサネルの叫び声が遠くから聞こえた。




