プルークVSクロウズ
プルークはまた剣でクロウズに攻撃するがクロウズはプルークの攻撃を全て機械の腕でいなすようにとめる。
「くっ!」
「流石は私の弟。やればできるじゃないか。でもなぁ!この程度じゃ私を殺すことなどできんぞ!それくらいわかっているだろう!」
「そうだね。に、兄さんならこれくらいなんなく対応できるだろうね」
プルークはクロウズにいいながら攻撃すると俺は
「プルーク!加勢するぞ!」
「む、無用だ!に、兄さんは僕が倒す。お前らは見ていろ!」
プルークは俺に言った後クロウズに攻撃するがクロウズはプルークの攻撃を避け、まわし蹴りを横腹にくらう。
「っ!」
「ほらほら!どうした!その程度じゃこのお兄さまには勝てんぞ!」
「や、やっぱり兄さんは強い。でもなんでそんな姿になってまで生きてぼ、僕に復讐したがるの?」
クロウズは一旦攻撃をやめプルークから距離をとると
「そうだなぁ。まず一つはプライドの問題だなぁ。私はお前より格上で強い兄様だったのにあの日死にかけた日、私はお前に負けたのだ。それが納得できない。そしてもう一つは......もう一つは?」
クロウズはなぜか疑問形でプルークにかえすとプルークは
「そうか。やっぱり兄さん、なんかおかしい気はしていたんだ。に、兄さんは確かに強いけど復讐とかするような人、というか復讐なんてしない人だ。だって兄さんは復讐なんて言葉とは無縁の人だから」
「は、はは。な、何を言って、お、お前に、お前に私の何がわかる。わ、私はお前とはもう何年も」
クロウズが戸惑いながらプルークに言うとゆっくりと俺たちの前に近づいてくるかげがあった。
「なんだ。やっぱりクロウズ如きじゃだめか」
「お、お前、お前は」
プルークは後から現れた男の姿をみて驚く。男の見た目はショートの金髪、ただ前髪だけは半分長く右目の方は隠れており、黒いスーツの服を着て両手に黒い手袋をしていた。
「プルーク。会うのは数年ぶりなのに僕のことわかるのかい?」
「いや、わからん。ただ敵だということはわかる」
プルークは剣をかまえて言うと右目が前髪で隠れている男が
「そうだね。覚えてくれてない方が僕も嬉しいよ。奴隷だったときのことははやく忘れたかったからさ」
「奴隷だったこと?奴隷でぼ、僕のことを知っている?ま、まさか。そんなはずないよね?に、兄さんに続いてまさか」
プルークはクロウズが生きていたことより驚きの表情で
「思い出したかな?そうだよ。マートルだよ。もっとも今は魔王軍幹部のサネルだけどね」




