アーブルル王国サイド 目的
「集まりましたか?5チームの方々」
会議室に鎧を着た男が入り会議室の中央に立つ。
「早く終わらせろよ。俺はてめえらみてえなカスとは違って暇じゃねぇんだよ」
アキラはぶっきらぼうに鎧を着た男に言うと男は
「王からの命令です。あなた方の誰か1チームはゴールン都市に向かってください。そしてイツク・コウタという男を殺せとの命令です」
鎧を着た男が言うとスクレンは
「何を言っている?なぜ私達がイツクを殺さねばならん。それにイツクは」
「あー。あいつは俺が王国から追い出したんだよ。どこにいたかまでは知らなかったけどな。でも俺のチームの奴がよ、コウタのやろうが生きているのを見たんだよ。それで見かけた場所を王に報告したらお前らに探させたんだろ?」
アキラは鎧を着た男に言うと男は首を縦にふる。
「そうです。そして先ほどですが帝国の軍人がやられたと調べていた情報係から情報がありました。情報げんをもとに調べるとアキラ様がおっしゃっていた方と特徴がほぼ同じでした」
鎧を着た男が言うとシナコが手を上げ
「私が行きます。私が彼を迎えに行き、王に直談判します。私が面倒をみると」
シナコは鎧を着た男に言うと鎧を着た男は
「残念ながら王の命令でシナコ様以外のチームの方に行かせろとのことです」
「は?なんで?なんで私はダメなの?」
シナコは鎧を着た男に詰め寄ると鎧を着た男は
「シナコ様は聖女としての仕事をなさって下さい。この王国から出るのは許可しないとのことです」
鎧を着た男はシナコに言うとシナコは「ちっ!」と舌うちした後に黙り
「俺がいってやってもいいぜ。どうせ暇だしな」
アキラが鎧を着た男に言うと鎧を着た男は
「わかりました。ではアキラ様。ゴールン都市へ向かうのをお願いします」
鎧を着た男はそれだけ言うと会議室から出て行き、アキラはにやけながら
「残念だったね。シナコ。大丈夫。ちゃーんと俺がコウタを保護してやるから」
「・・・そう。なら行けばいいじゃない」
シナコはアキラに言うとアキラはにやけながら出ていく。アキラに続いてスクレンがでていきスクレンが出て行った後サザメはマナカをおんぶし会議室からでていく。3人が出て行った後数分後に入れ違いである男が会議室に入ってくる。
「あんたから呼び出しなんて。もしかしてコウタが見つかったん?」
会議室に入ってきた男はシナコに聞くとシナコは
「ええ。あくまでまだ似た人物って話だけどね。でも行ってもらう価値はあるわ。何よりこの異世界に来てからアキラはやばいわ。だからあんたにはコウタのことを頼みたいの」
シナコは目の前の男に言うと男は「まかしとき」といい、会議室から出るまえにシナコからコウタのいる場所を聞き、男はすぐさまコウタのいる場所に向かった。




