強欲のゴヨーテ
ゴヨーテはスルカにちかづき攻撃しようとするとスルカはまた位置の入れ替えの異能を使い地面に落ちる石ころとゴヨーテの位置を入れ替える。
「本当に面倒だな。こうちまちましたのは我は苦手なんだ」
ゴヨーテはスルカに言った後に地面に転がる石ころを拾って投げつける。スルカはもちろんその石ころを別の石ころと入れ替える。
「自分の前じゃそんなもんはあたらない。コウタさんのおかげで自分では到達できないレベルにまで異能を強化することができた。おかげで自分はいつ位置の入れ替えをするのか相手に恐怖をあじあわせることができる。さぁ。自分の前で気持ちよく踊ってくれ」
スルカは楽しそうにゴヨーテに言うとゴヨーテはわかりやすくいらつき
「そうかよ。人間如きにおくれはとらんことをその身に教えてやろう!」
ゴヨーテはスルカに対し言うとスルカはゴヨーテの攻撃を避け、位置の入れ替えをくしし、ゴヨーテをおいつめていく。
「っ!本当に、小賢しい!」
「人間が魔族に勝てないなんて慢心しているお前に自分達は負けるはずがない。このまませめきらせてもらおう」
あの、強欲とかいうやつこのまま追い詰められているがこのまま終わるのか?そんな甘いはずがない。きっと何かあるはず。スルカのやつ油断しなければいいが。
スルカがゴヨーテを攻めつづけて数分後、ゴヨーテがふらふらの満身状態になりながらも
「我は、我はこの、程度の、ことで、人間、如きに、ぃ!」
「そろそろとどめをさしてあげます。あの世でくいなさい!クソ魔族!」
スルカはゴヨーテの背後に落ちていた医師と位置を入れ替えるとゴヨーテに斬りかかり、その時ゴヨーテはくちもとがニヤリと動いていた。
「スルカ!危ない!」
俺はスルカと俺自身の位置を入れ替え、ゴヨーテに攻撃する。
「余計なマネを。もう少しであの女を殺せたというのに。まぁいい。ひろうしてやろう。強欲の力を」
ゴヨーテの手に急に本が現れ、本は勢いよくページを開かれる。
「我、ゴヨーテが命ずる。貴様らはこれより自身の位置の入れ替えはできぬ」
ゴヨーテが言うと俺は位置の入れ替えをしようとしたところ位置の入れ替えが使えなかった。
これは、あの本から。ということはまさか!
「ふっふっふ。わかったか人間。これは貴様らが倒した男の、トリニティの異能を使うやつ、アガベ?だったか?本人からは名前を聞いてないが我に情報をくれた奴が言っていたな。このトリニティブックの異能を強欲で奪いといた我はあと一つ異能を取り込む余白がある。そこの人間!お前の異能を奪おうか!」
ゴヨーテが狙うと言ったのはスルカだった。




