VSザクト
俺はザクトの攻撃をかわし、またゼクトに近づくと
「俺を異能頼りの男とは思わないでほしいもんだ」
「それは我のセリフ。我の異能はピンチの時以外は弱い。だからこそ我は体術を鍛えてきた!」
俺はザクトに剣で斬りかかり、ザクトは俺の剣を薙刀でうけとめ互いに斬りかかる。
「いいね!ザクト。お前みたいな奴俺は嫌いじゃないよ!」
「我こそ。少しは見直したぞ。悪人呼ばわりしたことは謝ろう。お前はよき戦い相手。だが我の正義の前には敵わぬ!」
ザクトと俺は喜びながら斬りあい数分後、互いに切り傷が多くなったところでザクトは仰向けに倒れ
「く、ははは!我の負けだ!降参だ!」
仰向けで倒れたザクトは笑いながら言う。こいつ絶対に負けないとか言っていた割にはあっさりやられたな。どういうつもりなんだ?
「すまないな。我は最初は完全にお前たちを悪人と思って、いや決めつけていた。正直なところ身なりがまともなやつで奴隷街に来る奴は人攫いかそれか下々を下にみるくずのような人間ばかりだからだ。お前たちのこともそう思っていたが斬りあってよくわかったよ。お前たちはそんなやつではないと」
「ふん。そういうことなら仕方がない、とでもいうと思うか?あれだけ悪人悪人と言われたら流石に俺も腹が立つ。それにお前はまともに話も聞こうともしなかった。いまさらそんな態度をとったて」
俺がザクトに言うとザクトは上半身だけゆっくり起こし
「ならどうすれば許してくれる?我の首を斬るか?すまぬが我はまだ死ぬわけにはいかぬ。奴隷街にすむ子供達の面倒を見なければならないからな。今はソウガのやつに預けてきたが子供達のことは心配だ」
こいつソウガと知り合いだったのか。しかしソウガに預けてきたってあいつ子守りをしにきたわけじゃないのにな。
「久しぶりにやつに会ったが変な方向に変わっていて驚いた。イケてるとかイけてないとか。そんなチャラチャラした浮ついたやつになっているとは。子供達の面倒を見ていい大人になろうと思えばいいが」
ザクトは俺に言うがお前も大概変わっていると俺は思うが?
「すまない。我は見回りをしたいところだがこの足にこの傷だ。しばらくは動けぬ」
「な、なら私の糸でその足をくっつけてあげますよ」
マリネットが俺の前に出てザクトのきれそうになっている足の間に糸を入れるとうまいこと足がくっついていた。ほんとなんでもできるな。マリネットの異能は
「い、今のは粘着糸でしばらく経てばくっつきますがは、激しく動いたりすると一気にペラっとはがれるので気をつけてください」




