無能とクラスメイト
異能がないと言われ俺は教会から追い出された後、俺はアーブルル王国の安い宿に泊まっていた。クラスのみんなは城に一部屋ずつあるらしいが俺は城に入る許可すらないらしい。だがせめてもの慈悲でアーブルル王国の1番安い宿でとめさせてもらえることになった。まさか異世界召喚されて初日からひどいめにあうとは。しかも無能とか言われたし。はぁどうしようかな。
俺は宿の部屋で考えていると宿屋の店主から
「コウタ様。お客様が外におみえです」
「お客さん?誰ですか?」
俺は宿屋の店主に聞くと店主は
「えーと。お客さんみたいな格好をしている人です」
俺は店主に言われ外に出るとそこにはクラスメイトのシュウジ・アキラがいた。アキラの見た目は体型は両手両足は筋肉がそこそこあってガタイがよく顔も整っており、異世界に来る前はよくモテていた。そしてアーブルル王が選んだうちの5人の1人でもある。
「やぁ。コウタくん。君もさいなんだね。無能だなんて」
「災難?そうだね。確かに扱い酷すぎて災難だよ」
俺はアキラに言うとアキラが
「ちょっとひとめをはばかって話がしたいから人が少ないところに行かないか?」
人が少ないところに移動しょうだなんてなんでだ?まぁいいか。人には聞かれたくない話もあるんだな。
俺はアキラに言われてアキラについていく。アキラはクラスメイトだ。同じクラスメイトだから何もしてこないと思っていた。もともとそんなに接点もなかったし。でも俺はアキラについて行ったことを後悔した。
アキラは王国から出てすぐにある森の中に入るとアキラは俺から少し距離を取った後に
「いやはや。こんな簡単について来てくれるなんて。コウタくんが馬鹿で良かったよ」
「は?それはどういう」
俺はアキラに言うとアキラは指をパチンと鳴らす。そうすると森の中に潜んでいたのか教会でアキラの列に並んだ6人が俺のことをかこうようにでてきた。
「・・・なんのつもり?」
「あ?これ見てまだわからないの?ほんと馬鹿だね。あ、馬鹿じゃなくて無能か」
アキラは煽るように言うと周りの奴らもバカみたいに笑う。なんだ?こいつら何がしたいんだ?
「ここは異世界。だからお前がどうなろうが知ったことじゃないんだ。わかる?」
「どういういみだ?理解できないんだが」
「本当に馬鹿だねー。僕達はさぁ。君の始末をしに来たんだよ。アーブルルの命令でさ。僕は人の命令に従うのは嫌いだけどさ。君を殺せ、と言われたらくるんだよ。なんでかわかる?」
アキラは俺を王と同じゴミを見るような目で見た後俺に聞いた。