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王国を追放された俺はレア異能呪い喰いで異世界を生き抜く  作者: アークマ
第5章 エンディグ帝国編 問題解決

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人間型の機械

 俺はカッコンのビーム攻撃を避けていたが一発がマルセを背負っているチウルスに向かう。


「チウルス!」

「大丈夫なの!コウタにいちゃん!」


 チウルスは片手を前に出すと小さな空間がチウルスの前に現れた


「これがチウの異能の進化なの!チウは小さな異能空間を四角形のブロックにして出すことができるようになったの!だからコウタにいちゃん!マルセ姉ちゃんのことは任せるの!」


 チウルスも成長しているな。これはかなり嬉しいな!


「その程度で私のビームを何度も防げると思うなよ!」


 カッコンはまたビームを放つとチウルスに向かってはなたれたビームはチウルスの前ではなく俺に向かってきていた。


「!?」

「俺は異能を複数つかえる。今使ったのは位置の入れ替えの異能だ」


 俺は自分とチウルスをスルカの異能、位置の入れ替えで俺とチウルスの位置を入れ替えた後即座に俺と他のカッコンと位置を入れ替え、複数のうちの一体にカッコンにビームをくらわせた。


「こしゃくな!」

「自分の異能はこういう時は上手く使えるんですよ!」


 今度は俺ではなくスルカが異能を使い、スルカは俺と位置を入れ替え、複数のカッコンがスルカに攻撃しようとするとスルカは位置の入れ替えをくしし、複数のカッコンをぶつけあわせ潰させる。


「な、なんだこれは。これでは数で止める意味が」

「そうですね。これであなたは無力かしたかも当然です。城下町で手を出したこと、自分は許す気はない。お前にはここでくたばってもらいます」


 スルカのやつ。けっこう頭にきてるな。確かにこんな城下町で襲われたら......。でもおかしいな。その割には民があまり通ってないような。

 俺が民があまり歩いていないことを気にしているとカッコンは不敵に笑い


「私が勝てる見込みなどないことはすでに把握済みです。ですから何度も言っているでしょう。私はあしどめです、と」


 カッコンが俺たちに言ったあと俺はマリネットに急いで指示を出し


「マリネッット!防御糸を!」

「ぼ、防御いとなんてありませんよ!」


 マリネットが俺に言った瞬間、俺たちの頭上に大きな隕石のようなものがゆっくりと近づいてくる。

 防御の糸が張れないってことはどうしようもないのか?俺の切断糸だと近距離でしか使えないから防御に使ってもあれはおそらくあた


「だ、大丈夫ですよ。コウタさん。防御の糸はありませんけど今ゆっくりと近づいてくるあれは細切れにできますから」

「それなら俺だって近距離ならできる!でもそれじゃあ危な」


 俺がマリネットに言っている間にマリネットは糸を手から伸ばし、隕石に向かってくっつけた。

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