組織ゴウヨクの動き
俺は余裕の表情でかまえていると俺の前で一瞬刃物が消え、その後また目の前に刃物が急に現れた。
「!?」
「けけ!はいこれでおーわり」
ザンは俺に言った後俺はギリギリでなんとか避けたが片方の頬に深めに刺さった。
「っ!」
「けけ!いいだろう。チミの異能。チミは投げた武器を自由に操れるのさ。お前の目の前で消してその糸を通り過ぎたあたりでもう一度戻す。一瞬の消失くらいは簡単なのさ。けけ!」
投げた武器を自由に操る異能か。それで投げたナイフを一瞬消失させて俺の糸を通ったとこあたりでまた復活させるとはなかなかだ。
「本当に油断していたよ。なら逆に俺が一瞬でお前を消してやるよ」
「けけ!できるもんならやってみなよ!君如きじゃチミには勝てないよ。けけ!」
俺はザンに言った後今度は俺がザンに近づき、顔面をわしづかみする。
「っぐ!」
「これで終わりだ」
俺は爆炎の異能をつかってザンの体を消し炭にした後セフスに
「セフス。この状況。ザムルがやばいよな」
「そうですね。ザムル様はやばい状況だと思いますよ。ですがかしこいですから何かしらの手はうってあるはずですが。とりあえずは城へ急ぎましょう」
「そうだな。城に」
俺達は城に向かおうとするとまた俺たちの前に黒いフードをかぶっているやつが現れる。
「なんだザンちゃんもうやられたのか。だから無理するなって言ったのに」
黒いフードを着ていたやつは頭に被っていたフードを取ると顔はにんげんには近いが肌の色は銀色で機械のような硬さの肌をしていた。
「私の仲間が世話になったね。私の名はカッコン。組織ゴウヨクの一人だ。お前たちをあしどめしにきた」
カッコンとなのった機械的なやつが言うとやつは機械の手でビームを放ってくる。
「くっ!」
「私は人間ではない。体は全て機械て形は人間だ。だから異能などはない。だがご覧の通り体中が兵器となりえる」
カッコンはローブを脱ぎ捨てると機械の姿をあらわにし、手からビームを出した後、もう片方の腕でロケットパンチのような感じでとばしてくる。
「男のロマンがつまったような存在だけど邪魔するなら壊させてもらうよ」
「壊す?ふ、ふふ。好きにするといい。私はいくらでも溢れてくる。私という存在はそういうものだ」
カッコンは俺たちに言った後カッコンの背後からビームが二、三発とんでくる。俺たちはその攻撃を避けるとビームを放ってきた場所にたっていたのはカッコンと同じ姿をしたやつだった。
「面倒だな。こりゃ。しかも街中で」
「お前らを足止めするためならなんだってするさ」




