カタグリ組の頭
俺達はソウガの後を追って、カタグリ組本部の一番奥の部屋につくとソウガはそこで待っていた。
「きたか。遅かったな」
「お前が言っていたことがよくわからなくてな。まさかお前があんな粋なことするとは思わなかったんだよ」
俺はソウガに言うとソウガは「ふん」と言った後に
「......ソウガは、あいつのこと。ハバラは敵だったが最後はどうにも敵として感じなかった。あいつはなんだか戦いで死にたかった、みたいに感じた。あんなイケてるやつソウガははじめて見たよ。クマンにしたことは許せんが」
ソウガは少し怒りをあらわにしながら言った後カタグリ組組長室からのドンっ!と大きな音が聞こえる。
「それじゃ中に入るか。コウタ。ザムル様はここで待つか本部の外に」
「仕方ないナ。私がおもりをしてやるヨ。ありがたく思エ」
ザムルは俺とソウガに言うとチウルスが
「チ、チウも!チウもチウも行くの!コウタにいちゃん!」
チウルスは俺に向かって叫ぶと俺はチウルスの頭を撫で
「チウルス。お前にはマルセを任せたい。ザムルと一緒に待っててくれないか?俺なら大丈夫だから」
「......わかったの。役に立てなくてごめんなの」
チウルスは落ち込みながら俺に言った後ザムル達ときた道を戻っていく。
「それじゃ行くか。コウタ」
「そうだなソウガ。さっさと終わらせるか」
俺とソウガは組長室に入ると組長室の椅子で誰かが座っていた。いや、誰かと言っていいのかわからんがもはや人間から離れたような姿に変わっていた。
「ふ。イケてないなやつは。まさに力におぼれた成れの果ての姿だな。ソウガはあんな姿には生涯なりたくないな」
「それは俺も同じ意見だ。じゃさっさとやるか」
俺とソウガが構えると組長室に座っていた人間の形をしたやつは何かを喋りながら
「私は、こんな、みじめ、な姿、に。私はただ、組の、為を、思って」
人間の形をしたやつはゆっくりと俺たちに近づいてきて人間離れした大きな爪で俺に向かって攻撃してくる。
「そんなもの。切断糸でバラバラにしてやるよ」
俺は切断糸でバラバラにすると人間離れした男は悲鳴をあげた後に
「私、私、は組の為、に、親父に、黙って、まで、こんな、ことを、したの、に。これじゃ、カタグリ、組は、終わり、だ」
「もう終わってるんだよ。無様だからソウガがとどめを刺そう」
ソウガは人間離れした男の胸部付近をナイフでばつのじに斬り裂く。
「あ、ああ。私は、なんで、こんな、私は、私は」
「いい加減くたばれ。カタグリ組の男」
ソウガに胸をきりさかれた後人間離れした男は地面に仰向けに倒れた。




