ソウガ 3
ソウガ達の依頼は帝国付近の森周辺にいる魔物を狩る依頼だった。
「ま、適当にしていてくれればいいよ。新人君」
「ソウガはソウガだ。新人という名前ではない」
ソウガはクマンというやつに名乗るとクマンは面白そうな顔で笑っていた。
「はっはっは!お前面白いな!それじゃ、やるか!」
「言われなくてもやる。別にお前こそ見ているだけでいいぞ。この程度の魔物、ソウガだけで充分」
ソウガは見つけた魔物に近づいていくと速攻で魔物を始末していく。人間相手よりは全然楽だな。普通なら逆なんだろうが。
「なかなかやるじゃないか。でもさ」
クマンは背中の剣を抜くと俺の前に立ち
「先輩にもかっこつけさせなよ」
「好きにするといい。ソウガも好きにする」
クマンとソウガであらかた魔物をかたづけ数分後、クマンは
「こんだけ狩ればじゅうぶんだろ。少し魔物の材料剥ぎとって帰るか」
「そうだな。ソウガもそうする」
クマンはソウガに魔物の部位のはぎとり、どこをはぎとれば高いかなどの情報をソウガに教え、ソウガはクマンから聞いた情報ではぎとりをした。
クマンとソウガは依頼を終えた道中ソウガは
「なぁ。クマン」
「ん?どうしたソウガ?」
「あんたは偉いのか?ギルド内とか帝国での地位とか」
ソウガは興味本位で聞いた。今までみてきた人間は欲に素直な人間、後はクズのような貴族ばかり。クマンに聞いて試しにどんなことを言ってくるのか興味があった。
「んー。偉いかー。ぶっちゃけ気にしたことはないな。偉い貴族から自分の護衛にならないかとか誘われたこともあるが別にクソみたいなやつは守ろうとは思わんからなー」
「そうか。ソウガもクソみたいな人間を守るなんてごめんだ」
ソウガはクマンに言うとクマンは笑いながら
「まぁでも俺なら守るかもな。一応は帝国の人だし今の貴族は酷い奴らが多いがいつかは更生するとも思ったりもしてるからな。あ、話を変えてしまったな。俺は一応偉いほうじゃない?冒険者でも上級の方だし」
「偉い方か。クマンは偉いことはいいことだと思うか?」
「難しい質問ばっかするな。俺は別に今が楽しけりゃ何でもいいよ。それに偉いも偉くないも関係ない。それでよくないか?」
そんな考えでいるのかとソウガはクマンに思い、しばらくはクマンと行動を共にしたいと思った。
そして数年後、軍が正式に入隊試験などを行い冒険者よりも収入が安定した際、冒険者がギルドをやめ、ギルドの人材が減っていくなかソウガかクマンでギルドマスターを決める際、クマンをソウガは推した。数年間みてソウガはクマンという人間が素晴らしいと分かったからだ。




