コウタVSクルーン 2
振り向きざまクルーンはまた俺に噛みつこうとすると俺はクルーンの攻撃をよけ目の前で顔面に爆炎をくらわせる。
だがやつは俺の爆炎をくっていた。
「まさか爆炎をくうとは」
「こんなもの俺の捕食者の前では何ら大したことはない。顔に対する攻撃は俺が捕食者で食えばいいだけのこと!」
クルーンは俺に言った後今度は風の異能をうまく使ったのかすごい速度で俺に頭突きしてこようとしていたが俺はマリネットの異能、切断糸をまわりに貼り、防ごうとしたがやつは俺がはった切断糸の防御を捕食者でくい、俺の脇腹を軽く抉ってきた。
「っ!」
「やっとまともに一撃入れれたな。イツク・コウタ。噂よりは強くはなさそうだ」
「言ってくれるな。だが俺は確かにそんなに強くはない。だがお前に負けるほど俺は弱くもない」
俺はクルーンに言うとクルーンはまた俺に接近し、
「言ってくれんじゃないか!俺もお前如きには負けねぇよ!今のカタグリ組は力こそ全て!口で語るより体を動かせってな!」
クルーンは腕に風をまとってまた殴りかかってきたが俺は避けて貫通糸でクルーンの片腕を貫く。
「っ!多彩、だな。だがまだ、だ。こんな程度で俺が」
「そうだな。この程度で俺を弱いとか言っていたんじゃ話にならん。せいぜい長くもってくれよ!」
俺は次にクルーンに切断糸を両手指10本からだしクルーンに向けて放つがクルーンは俺の攻撃を避けようとしていたが右腕と左腕、そして右足の方が俺の攻撃で切断された。
「ぐ、っあ!」
「顔の方は捕食者で防げるだろうが体全体は無理だろ?次でおしまいにしてやるよ。俺は優しいからな」
俺はとどめにまた指から五本ずつ切断糸をだし、クルーンの体を細切れにしようとする。だがクルーンは
「こいつは、使いたくはなかった、が、死ぬよりは、まし、か。行くぞ異能世界発動!」
クルーンが叫んだ瞬間俺とクルーンだけの空間に転移する。
「驚いた異能世界を使えたんだな」
「無論、だとも。この、異能世界は何でも食うんだ。そう、この異能世界は捕食の世界。この異能世界はお前が死ぬまで解除されない。そしてくった敵の養分で俺は体を再生できる。いつもこんなピンチになっても生き残れたのはこれがあるから。だがこれを使えば俺はまともに動けなくなる」
クルーンの異能世界の空間の壁際に口が大量に現れそこから俺を食べようと口が攻撃してくる。
「きみのわるい攻撃だ。爆炎!」
俺は迫り来る口を全て爆炎で飛ばそうとするが左右からまた別の口が襲いかかってきた。




