最初の目的
俺はマルセの言葉に驚いているとザムルは興味深そうに
「フムフム。カタグリ組ネ。まさかここでその名前を聞くとはネ」
「知っているのか?ザムル」
「知っているもなにも奴らはかなりやばい武闘派組織だよ。ただやっていることの隠蔽にかけていてね。ラウンズではてをだせないし軍からも手を出せないんだヨ」
ザムルが悔しそうに言った後に城の入り口にまた人が近づいてきて
「奴らを潰すのなら協力するぜ。アルセルちゃんからも救援要請を頼まれたからよ」
俺たちのもとに二人、一人は背中に剣を交差させてせおっている腕に爪の痕があるような男と顔がやたらと綺麗なピンク髪の男がいた。
「クマン。こいつが例のイケテないやつら?」
「ソウガ。失礼だぜ。俺たちはアルセルちゃんにこいつらと協力してカタグリ組を潰してくれといわれたんだ。仲良くしようぜ」
「ふん。ソウガはイケてるやつに対してしかイケてるとは言わない」
急に俺たちの前に現れた二人が喋っているとザムルはめんどくさそうな顔で
「クマンはくると思っていたがまさかそいつも連れてくるとはネ。疲れるヨ」
「ふん。イケてないやつには言われたくないよ。ザムル様」
ソウガがザムルにはきすてるように言うとザムルはまたため息をつく。
ソウガとは違うもう一人の腕に魔物の爪の跡のようなものがある男がコウタに近づき
「君がイツク・コウタだな?俺はクマン・ガンゼン。ラウンズ第五席にしてギルドのマスターをしている。そしてこいつは」
クマンと名乗った男はもう一人の方を指すともう一人は
「イケてるソウガの名前はソウガ。イケてない諸君。よろしく」
ソウガは俺たちに名乗った後、クマンは
「アルセルちゃんから話は聞いてる。カタグリ組にカチコミするならついていくぜ」
「あなた達がアルセルの言っていた応援?」
マルセはクマンに聞くとクマンは頷く。
「もともとはどうにかしたかったんだが俺も軍に入ったもんでね。動くに動けなかったのさ」
「そうなの?ま、私はあいつらけせればいいけど少しというかかなりイラついたし。やり口も気に入らないわ。攻撃してアルセルには怒られたけどね」
マルセは手をやれやれとやりながら言うとソウガはマルセに近づきマルセの手を握りしめ
「そんなことはない。ソウガは奴らに攻撃するきっかけをくれたお前を誇らしく思う。お前をイケ女と呼ぼう」
「いやよ気持ち悪い。マルセでいいわよ」
マルセはソウガの手をはらって言うとソウガはショックだったのかしばらく呆然としていた。




