新たな敵
「っあ!?」
「これで終わりだ」
俺はシクメの腹部を殴るとシクメは後ろ向きに倒れ気絶した。シクメが気絶した後にアルカナとセフスは俺に近づき
「ありがとうございます。あっしではこの男を倒せませんでした。それにお前さんがいなければあっしはここで死んでいたかもしれません。本当にありがとうございます」
「別にかまわなあたさ。それよりこいつはラウンズに渡すのか?」
俺は気絶しているシクメを縛りながら言うとセフスは
「......あっしにはその資格がありません。命を助けてもらった上に手柄まで奪う気はありません。だからそいつはお前さんに任せます」
俺に任せるか。そう言われてもな。どうする気もないんだよな。
「おいおい。まじに捕まってんのかよ。無様だねぇシクメ君」
俺とセフスがシクメをどうするか考えている時に俺たちの背後に髪の毛が銀色でサングラスをした上下に黒い服を着ている男が現れた。
「誰だお前は」
「人に名乗る時は自分からってのがふつうじゃないの?ま、いいや。私は優しいからさ。私の名はガラ・サガラだ」
ガラは俺たちに名乗った後シクメは意識を取り戻したのか背後で
「お、前は、だれ、だ」
「何?みんなそれしか言えないの?ま、いいや。私はねガラ・サガラ」
「ガラ?そんな、やつ、しりも、しない、ぞ」
「そうだろうねー。だって私は君を処理しにきたんだから。ボスは君が目障りだったらしいからさ」
「ボス、だ、と?」
シクメはその言葉を最後に首がはねられていた。
い、いつのまに!
「ふぅ。これで私の仕事は終わった。君らは見逃してあげるよ。シクメは高速で移動する異能のせいで捕らえられなかったからな。それにあいつは一応それなりに仕事はしていたからね。でも捕まったんならさ。用済みってわけ。下手なこと吐かれる前に始末しておかないとさ」
ガラは俺たちに言った後セフスは見えない手でガラに向かって攻撃したがガラはセフスの攻撃を防ぐ、というか無効化?していた。
やつの異能はなんだ?セフスの見えない手を何かが阻んだように見えたが
「んー?何が当たったかな?私の張った空気の壁に何か当たったみたいだけどまさか何か私に投げたのかい?」
「そ、そんな私の異能が見えない手が利かないだなんて」
「見えない手?へー。そんな異能があるんだ。めっちゃ強そうだね。今回は私が引き下がった方が良さそうだ。ま、君程度なら勝てそうな気もするけど」
ガラは俺たちに言うと空中に浮かんだ後、やつは俺たちの前から去っていく。
あいつの異能はまさか空気を操る異能か?




