新しい仲間
「す、すごいの!君の異能はダンジョンとかをさらちに変える異能なの!?」
「違うよ。俺の異能は呪い喰い。相手が呪いもちだったらそれをくう異能だ。チウルスも今は呪いを感じないだろ?」
「わ、わからないの。とりあえずこのダンジョンから出るのあなたがさらちにしてくれたおかげでまっすぐに進めば大丈夫なの」
チウルスは俺とマルセに言うとマルセがチウルスの頭を撫で
「今まで大変だったわね。チウルスちゃん。私の名前はマルセ。クリムゾン・マルセ。そしてこの呪いをくってくださる異能の方はコウタさんよ」
マルセは自分の名前と俺の名前をいうとチウルスは俺たちを指差し
「えと、男がコウタ兄ちゃんで女の人がマルセ姉ちゃんってマルセってもしかして爆炎のマルセなの?」
「ええそうよ。私が爆炎のマルセよ。よく知ってるわね。最近まで呪いもちだったからその名前はもう聞かないと思ってたわ」
「爆炎のマルセは当時はすごく名前が通ってたの。チウが村にいた時から爆炎のマルセはすごいと言われてたの!」
チウルスはマルセに言うとマルセは
「そう。私の名が広まってるのはいいわね。コウタさん。あなたのおかげでまた爆炎のマルセとして活躍できるわ。ありがとう」
「気にすることはない。お前の呪いをたべたときお前の異能も使えるようになったわけだしな」
俺はマルセに言うとチウルスは驚きながら
「コ、コウタ兄ちゃんは爆炎の異能を使えるの?」
「ああ。呪いもちの人の呪いを喰った後その人の異能がつかえるんだよ。このダンジョンを真っ平にしたのも君のダンジョンメイカーのおかげだよ」
俺はチウルスに言うとチウルスは
「すごい!すごいねコウタ兄ちゃん!」
「いやいや。すごいのはチウルスの異能だよ。俺の異能はそんなすごくないさ。凄くいい異能の人の異能をパクったみたいなもんさ」
俺はチウルスに言った後3人でダンジョンから出て元の場所に戻ると近くに村が見えた。
「お、転移するまでは見えなかったのにこんな近くに村があったのか」
「ごめんなの。チウの異能のせいでアワレテ村からくる人達からは入れないようになってたの。帝国側からは入れるんだけどなの」
チウルスがアワレテ村側にいたから村がうまいこと隠されていたわけか。
「チウルスはこれからどうするんだ」
「どうするって言われてもチウは行くところがないの。それにチウはコウタ兄ちゃんに恩返ししたいの。コウタ兄ちゃんのおかげで久々に外側から村が見れたの。だからチウはコウタ兄ちゃん達についてくの!」




