奴隷の街 2
ザムワンと共に俺たち二人は進んで行くと城下町のはずれにあるその場所は酷いもんだった。辺りを見渡せば人が人とも思えない環境でいきており、そこには人間をゴミクズのように扱う人間たちがいた。
「君たち。あの光景を見てどう思ウ?」
ザムワンが俺たちに聞くと俺は
「胸糞悪りぃ場所だな」
「気分がいい場所ではありませんね」
俺たち二人がザムワンに言うとザムワンは軽く笑い
「カッカッカ!言えてるネ。私も一応研究者の端くれだけどこの光景は胸糞がかなり悪いネ。人を人とも扱わないこの街を見てると最悪ってやつダネ」
ザムワンが俺たちに言った後犬のように人間を扱っていた人に対し、殴りかかる。
「ぐぁ!」
「君たチ。ここはただの廃墟の跡地であって変人行為をする場所じゃないんダ。人をものみたいに扱うのはやめたマエ」
「ものみたいに扱うな?こいつは俺様の奴隷だ。俺様がどう扱おうが勝手だろ」
ザムワンがつっかかった男はザムワンに対し言った後奴隷扱いしている人の腹部を蹴りとばす。
「人をものみたいに扱う奴なんて存在しなくていいよな。ほんとうにむしずがはしる!」
俺はマリネットの異能を使い、切断糸をとばし男の片腕を切断すると男は悲鳴をあげて地面に転がる。
「お、おまえ!こんな事して!この下民風情が!」
「おやおや。勘違いはよくないナ。この方は客人ダ。下民とよんでいい人じゃないヨ」
ザムワンが地面に転がっている男にいうと首をまた切断し、奴隷扱いされていた男はザムワンにひたすら頭を下げた後俺に近づき
「助けてくださりありがとうございます!よろしければあなたのお名前を教えて欲しいのですが」
「俺か?俺は」
俺が奴隷の男に名乗ろうとするとザムワンは奴隷だった男の肩を掴み
「君、待ちなさイ。そう言えば私は君を見たことがアル。君は前大臣の関係者だよネ」
ザムワンが奴隷の男に言うと男は俺に蹴りを入れてこようとするが俺はマリネットの異能、糸の異能で切断糸を俺を中心に周りに貼り、奴隷だった男の足を綺麗に切断する。
「うっ!」
「どうやらここら辺の治安はかなり悪いと聞いていたがまさか奴隷になっているやつまでこんなことをするとはネ」
「この、僕たちの作った廃墟の街、奴隷街は僕らにとってはユートピア、つまり楽園だよ。自分たちは意志を持って自由に暮らせる。それが奴隷という扱いだろうがなんだろうがね。お前ら帝国民の奴隷よりはマシさ」
「よく回る口ダナ。それに私達は奴隷制度など設けていないゾ」
ザムワンが男に言うと男は地面に唾を吐いてザムワンをあざ笑う。




