ラウンズ第一席
「そうか。ならその第一席とやらを呼んでくれ。俺が倒すから」
俺はスメラギに言うとスメラギは俺の返答がわかっていたかのように
「そう言うと思ってすでに呼んである。こい!妾の騎士、帝国ラウンズ第一席」
スメラギが俺たちに言った後スメラギの前に光の魔法陣?的なやつが現れそこから白い鎧を着た体がまぁまぁごつい騎士が現れた。
「わしのことを呼ばれましたかな?帝王様」
「呼びましたよ。そなたには彼の相手をしてほしいのです」
スメラギは俺に対し指を刺すと白い鎧のごつい騎士は
「ふむ。良いでしょう。帝王様に逆らうものは誰であろうと殺です」
さ、殺?スメラギが命令しただけで俺を殺そうというのか?それはそれは
「短気なやつだな」
「短気?違うな若いの。わしはただ素直なだけよ。お前には死んでもらう」
白い鎧を着たごつい騎士が言うと俺はチウルスの空間の異能を使い、俺と白い鎧の騎士とのタイマンに持ち込む。
「これはお前さんの異能か。こんな空間を作るとは凄い異能だな」
「それはどうも。でもラウンズとやらで一番強いあんたが帝王の前で負けるのは嫌だろう?だから気を遣ってやったってわけさ」
俺は白い鎧を着たごつい騎士に言うと白い鎧を着た騎士は
「なめるなよ若ぞうが!わしの名はコウオ・スルム!帝国ラウンズ第一席にしてスメラギ様の重鎮よ!」
白い鎧のごつい騎士、コウオは名乗ると手に持っていた武器、長槍のような武器で俺に攻撃してくるが俺はコウオの攻撃を避け
「おらぁ!」
マルセの異能、爆炎を近距離でくらわせるとコウオは爆炎をくらったあと何ごともなかったかのように俺の前に出てくる。
「この程度か?若ぞう。この程度ならお前さんは殺した方が良さそうだ。味方にすればあししか引っ張らんだろうからな」
コウオは俺に長槍で突きにかかると俺はまたコウオの攻撃を避けた後長槍を持っていた腕を切断糸で切断する。
「ぐ、お」
「どうだ?片腕なくなった気分は?まだまだやるかい」
「片腕がなくなったからといって戦いをやめるわけがないだろう。わしは帝国ラウンズ第一席、コウオ・スルムだ!」
コウオは切断された糸から長槍をもちだしもう片方の腕で長槍を持って突きにかかるが俺はその攻撃も避け今度はコウオの首に向けて切断糸をあてる。
「これで終わりだ」
「......ふむ。確かにこれはわしの負けだな」
コウオは自分から切断糸に触れみずから首を斬り落とす。
な、何をやってるんだこいつは!俺は別に殺す気など
「ふっふ。少しは楽しめたよ。コウタ君」




