攻める時
ギルドマスターが俺に言うと俺はマルセに
「お前たちはあの地図の示す場所に行ったはず。何かあったのか?」
「コウタさん。魔族が私達をトリニティの拠点に送ってくれるらしいです」
魔族が俺たちを送る?なぜそんなまねを?
「そこの人。その話は本当?」
ルクンはマルセにつめよりながら言うとマルセは
「あなた少し無礼よ。名前くらいは名乗りなさいよ」
「私はルクン。ルクン・ラリ。帝国三傑の一人」
ルクンがマルセに名乗るとチウルスは身構え
「あなたも帝国人なの!帝国人は信用できないの!」
「今は信用するかしないかの話じゃない。私はクナンを殺したいだけ。私のことをどう思おうが今は気にしない」
「嘘なの!ならそれ相応の覚悟をみせるの!」
チウルスはルクンに言うとルクンは呆れながら手を前に出し
「面倒ね。あんたも私の異能で」
ルクンはチウルスに言った後にルクンのいた場所に何故かチウルスが移動し、チウルスのいた場所にルクンが移動していた。
「これは、お前の仕業か。スルカ」
「ルクンさん。今何をしようとしていたかわかっているんですか?そんなことをすれば帝国軍人、帝国の民の扱いはいつまでも酷いままですよ」
スルカはルクンに言うとチウルスはスルカに対し
「......なんでチウを助けるような真似を?」
「え、そりゃ仲間だからですよ。それに自分的にも仲間だと思ってる人は死んでほしくありませんし」
「お礼は言わないの。チウは帝国人は信用しないの」
「別にいいですよ。自分がしたくてしただけですから」
スルカはチウルスに言った後ルクンはスルカをにらみ
「何のつもりだスルカ。私は私の邪魔をするやつを容赦なくおいこむ。もうなりふりなんて構わない。帝国人がどう思われようともどうでもいい。私はアフガンの仇をとる」
ルクンはスルカに言った後ギルドマスターがルクンの前に出ようとするがその前に俺が
「なぁ。ルクン。少し頭を冷やしたらどうだ?あんたの友が死んで怒るのはわかる。俺にも親友がいたしそいつが死んだ時はそいつを殺したやつが殺したいほどに憎かった。復讐は好きにしたらいい。でも俺の仲間に手を出すのは許さん」
「だったらコウタ。お前がそいつを説得してよ。私はそうすればそのこに危害を加える気はないわ。ただ面倒だからそうしようとしただけよ」
ルクンは俺に言うと手を出すのをやめた後
「面倒だけどそのこに手を出すともっと面倒になるから別の方法を探します。それでは」
ルクンはギルドから出ていくとギルドマスターは俺たちに頭を下げていた。




